ニキビを悪くする要因

ニキビは毛穴(毛孔)から分泌される皮脂で、ニキビになります。

洗顔の成分にこだわっても、ニキビ用化粧品に頼っても、薬、漢方薬、レーザー、ピーリングに頼ってもニキビの発生はとめられません。

ニキビの源である、皮脂は誰の毛孔からでも分泌されます。では、ニキビになる人とならない人の違いはなんでしょうか?

 

カウンセリングやご来店されている方は何度もお聞きしたと思いますが、
皮脂の質 角質が正常に作られているか否かです。

 

1.皮脂の質について

 

皮脂の質が悪くなるというのは、皮脂は常在菌の働きで遊離脂肪酸となり皮表に排出されますが、この遊離脂肪酸の量が異常に増加すると酸化し起炎性の脂分に変化し毛孔の中で炎症が起こります。

炎症が起こると、毛孔の中の排出管の細胞は厚く(角化増殖)なり、皮脂が排出されにくくなり、留まった皮脂がやがて脂芯となりニキビとなります。

 

2.角質の乾燥について

 

また、毛孔の中にある角質層で水分、セラミド、自然保湿因子(NMF)が不足すると角質層は異常に乾燥し剥がれ落ちます。その剥がれ落ちた角質が毛孔に溜まり排出管を閉塞させるため脂の排出ができなくなりニキビの原因になる脂芯ができます。

 

■ニキビの増悪要因とは

ニキビの源(皮脂)を悪くする・遊離脂肪酸を多くさせる要因

 

1.食事の内容 ・・・ビタミン不足、脂肪・糖質・デンプン類の取り過ぎ

2.ストレスからくる自律神経のバランス異常 ・・・交換神経が緊張し男性ホルモンが強くなり皮脂の排出が増える。

3.性ホルモンのバランス不調 ・・・成長期におこりやすい性ホルモンのアンバランスが成人期になっても続く

4.季節による温度・湿度の変化 ・・・四季に影響される皮脂量の増加

 

肌質を考えない誤ったケアー

 

1.機械的刺激  ・・・皮膚表面から毛孔の角質層をはがす行為、総てのピーリング行為

レーザー等の医科的ケア

 

2.肌質に適さない化粧品類やスキンケアー ・・・脂性肌対策用ケア用品、アルカリ性化粧品類、角質除去用化粧品やスキンケアー 。

 

 

◆角質層の重要性

皮膚は人間の身体と外界を隔て、様々な細菌やカビ、化学物質等の侵入、刺激から身体を守る重要な臓器です。

その皮膚の一番外側から毛孔の中に角質層があり、ラップ一枚(0.02㎜)の極めて薄い膜で体中を覆っています。例えると、0.02㎜の極めて薄い宇宙服を着てい人体を守っています。

この角質層が剥がされたり壊されたりすると、皮膚の上に付着する細菌やカビ、化学物質等が容易に皮膚内部や毛孔に侵入し、炎症や痒み、化膿等を引き起こします。

不適切なケアー、誤ったスキンケアーにより角質層を剥がしたり破壊する行為はニキビ・ニキビ跡を増悪させるだけでなく更なる肌トラブルを発生させます。

 

  • 身辺の不潔

 

手、爪、髪の毛の不潔は直接肌に触れてしまうために、皮脂を栄養とした雑菌の繁殖により、白ニキビが赤ニキビまたは、化膿ニキビとつながります。できるだけ、汚い手や爪で肌を触れるのは避けましょう。

また、顔を拭くタオル、枕カバー、メーク用品などの不潔も、雑菌が肌について化膿ニキビにつながりますので、清潔にしましょう。

 

 

  • 薬の連用

一番、怖いのが薬の連用です。ニキビなど、もともとは自然に治る症状なのです。
それは、本来、体の免疫力や抵抗力によって、ニキビができても、赤ニキビ、化膿ニキビが多少できる程度で、そんなに重症になることはありません。

勿論、クレーターや、しこり、ケロイド等のニキビ瘢痕ができることはないのです。

ところが、赤ニキビ、化膿ニキビが頻繁にでき治らないとなると、薬を使用してみたくなるのがつねです。

薬はニキビそのものを治すものではありません。そのあたりをよく認識しておく必要があります。
自己判断によるステロイド剤、抗生物質、抗菌剤の長期連用は様々な肌トラブルを引き起こします。

例えばステロイド使用によってニキビ(ステロイドざそう)ができる、レッドフェイス(薬害による毛細血管拡張の赤ら顔)が起こる、あらゆる物に対してカブレを起こしやすくなる。抗生物質、抗菌剤の使い過ぎにより化膿を増悪させる等などです。

 

ニキビのない肌を手に入れるには、化粧品の成分や薬ではありません。
あなたの肌の働きが正常であることです。

乱れた肌の働きは、数日間ですぐに戻るわけでもなく、時間がかかります。
毎日のスキンケアにて、丈夫な肌作りを行い、ニキビができない肌を目指していきましょう。

 

 

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