ニキビの「かゆみ」や「痛み」は悪化のサイン。
ニキビがかゆくなったり、痛みを感じたことはありませんか?それはニキビの症状が進行している証拠かもしれません。
ニキビは症状の悪化に伴い、色が白→黒→赤→黄と変化していきます。悪化するほど肌が落ち着くのに時間がかかり、跡になって残りやすくなります。ニキビにかゆみや痛みを感じたら、なるべく早期に対策したいもの。そのために、まずはそれぞれの症状の原因と対処法について知っておきましょう。

こんなお悩みありませんか?

  • 頬ばかりニキビができる
  • 繰り返しニキビができる
  • いろいろ化粧品を試したけど、治らない
  • ニキビの部分がかゆい
  • ニキビができるのに、肌が乾燥している
  • 化膿ニキビができやすい
  • 一度赤くなると、いつまでも赤みが続く

こことみのニキビ対策

  • 皮脂の正常化

    皮脂の正常化

    皮脂はバリア機能として必要であるものの、量が増えすぎると、皮脂を好む菌が増殖しやすくなる為、ニキビの発生にもつながります。また、皮脂の状態が悪くなれば、そのものが、黒ずみやくすみになります。皮脂の量と質を健康的な状態に整えていきます。

  • 毛穴の環境を整える

    毛穴の環境を整える

    毛穴の環境が悪いと、毛穴の中に留まる皮脂の期間が長くなってしまいます。
    長時間、毛穴の中に、皮脂が留まることで、活性酸素の増加、雑菌が増加に繋がり、毛穴を刺激されて、赤いニキビや化膿したニキビができやすくなります。

  • 繰り返さない肌をつくる

    繰り返さない肌をつくる

    ニキビが厄介なのは、ニキビがおさまっても、また発症すること。
    再発を繰り返すことは、深いクレーターやしこりと言った、ニキビ跡の確立が高くなります

ニキビ対策の例

お客様のごとにニキビの状態が異なりますが、それぞれの肌の状態に合わせたり、生活環境に合わせたりして、対策を進めてまいりました。

ニキビのパターン

  • パターン 01

    「痛み」があるニキビ

    ●アクネ菌が繁殖し、化膿が始まっている
    触れると痛みが走る、皮膚が赤紫に変色して膨らんでいる、表面に固いしこりを感じる、といった場合は、内部に膿が大量に溜まっている可能性があります。

    ●既にニキビ跡が形成されている
    化膿したニキビは、既に内部でニキビ跡になっている場合も。痛みや腫れがなくなってくると徐々に皮膚が陥没していき、表面がクレーターのようにボコボコとした状態になります。見えない皮膚の内部で組織が破壊されていくため、激しい痛みを感じます。(ページ下部の表:第3段階~4段階)

  • パターン 02

    痒いニキビ

    ●アクネ桿菌が増殖している
    皮脂を好物とするアクネ桿菌は、皮脂を分解しながら肌や毛穴を刺激する物質を分泌する特徴があります。アクネ桿菌が過剰に増殖している状態が続くと、化膿したニキビに移行してしまうことがあります。このようなニキビは非常に治りが遅く、ニキビ跡になって残る可能性が高くなります。(ページ下部の表:2段階~3段)

    ●乾燥や刺激に敏感になっている
    皮膚が乾燥して水分が失われると、角質層の表面でバリアの役割を果たしている油の層がなくなっていきます。乾燥した肌は角質が剥がれやすく、異物や雑菌が簡単に侵入できる状態。刺激や紫外線など刺激に敏感になるため、毛細血管が拡張して、かゆみなどの症状として表れる場合があります。また、皮脂や角質が乾燥すると毛穴に詰まりやすくなるため、新たなニキビ発症の原因にもなります。

ニキビの種類と進行過程

ニキビのかゆみや痛みの段階が軽いように感じても、実は皮膚の内部では症状が進行している場合もあります。上記に挙げた原因以外でも、アレルギーや生まれつきの肌質によって、かゆみや痛みが発生していることがあります。そのような場合、一筋縄の対策ではなかなか改善されません。見た目だけで判断するのではなく、現在のニキビの段階を把握し、かゆみや痛みの原因を根本的に減らす対策が必要です。
自分のニキビの状況を知るためにも、一度こことみのカウセリングをお受けください。

  1. 第1段階

    赤くなっていないので気にならず、油断しがちです。皮膚の中にこもったニキビがたくさんある場合は、特に気をつけましょう。

    • 黒ニキビ

      黒ニキビ

      脂が空気に触れ酸化し黒く見える。顔の色がくすんで見える。

    • 白ニキビ

      白ニキビ

      脂が空気に触れず酸化しない為、白く見える。

    • 開毛孔

      開毛孔

      ニキビや吹き出物ができやすく、皮膚が脂っぽく、毛穴が開き、みかんのような皮膚。

  2. 第2段階

    気になって、メイクで隠してみたり、潰してみたくなる状態です。対策を間違えると、この段階を繰り返すニキビとなります。

    • 赤ニキビ

      赤ニキビ

      毛穴(毛孔)の部分や周りが炎症を起こして赤くなっている。

    • 脂漏性皮膚

      脂漏性皮膚

      逆赤パンダ状態。毛穴(毛孔)のないところは赤くならない。

  3. 第3段階

    赤みが増し、痛みもできて、肌も痛々しい感じになります。メイクでも隠せない状態ので、精神的にも辛い段階です。

    • 赤みと色素沈着

      赤みと色素沈着

      傷跡の皮膚が少し薄くなり、クレーターになって赤くなっている。

    • 膿疱(のうほう)

      膿疱(のうほう)

      膿みが見えて、赤く腫れて触ると痛い。

    • 膿腫(のうしゅ)

      膿腫(のうしゅ)

      大きく赤く盛り上がり皮膚の中で化膿して触ると痛い。

  4. 第4段階

    ニキビの激しい膿は落ち着いたものの、凸凹が目立っていきます。ニキビ跡対策に移行する人が多いです。

    • クレーター(瘢痕)

      クレーター(瘢痕)

      炎症が治まるとクレータができる。

    • しこり(硬結)

      しこり(硬結)

      皮膚の異常再生が起こり、しこりとなる状態。

    • 肥厚性瘢痕(ケロイド)

      肥厚性瘢痕(ケロイド)

      化膿ニキビを繰り返すと傷の修復過程で真皮内の「繊維芽細胞」がコラーゲンを異常に産出し、傷口からあふれ出て盛り上がってしまった状態で一般的にはケロイドとよばれています。