脂漏性による頭皮の大量のフケと痒み

毎日シャンプーしているのに、異常なくらいフケがボロボロと落ちてくることはありませんか?頭皮に刺激感を感じたり、かゆみに悩まされている方もいるでしょう。赤みや痒みなどの肌トラブルは、顔だけのものとは限りません。顔にニキビやザラツキができやすい人は、頭皮にもトラブルが起きる可能性が高いと言えます。

頭皮のフケができる原因

本来は、肌が代謝をスムーズに行い、代謝されて古くなった角質細胞が自然に剥がれていく時にフケとなって、剥がれ落ちていきます。大量にフケができるのは、代謝のリズムが異常になっており、細胞がどんどん剥がれ落ちている状態と考えます。

気づけば、洋服の肩口や襟が白くフケだらけになっていると、気にしてしまいますよね。

あなたはどちらのフケ?

髪の毛もべっとりしてしまうほどの、ベトベトしたフケの人もいれば、髪の毛を揺らすとボロボロと落ちてくるようなフケです。
べとべとしたフケは臭いもあり、顔もテカリやベタツキやすい人が多いです。

べとべとしたフケは皮脂量が多い為に、剥がれ落ちていくフケにも混ざってべっとりしています。皮脂が混ざってるいるので、汚れや埃など刺激物も吸着しやすい状態です。皮脂が酸化することで、臭いも起きやすくなります。
付着した汚れや埃が頭皮を刺激して、赤みや痒みを引き起こします。

 

乾燥したフケのほうは、皮脂量が少ないので、べったりはしていないのですが、乾燥して肌の代謝が早くなって、フケができやすくなっています。乾燥による痒みが起きやすい状態に、搔くことで、再び、フケができやすく、痒みも起きやすくなります

 

 

脂漏性の方の場合は、皮脂量が多くなっているので、べたついたフケが起きやすいです。

 

かゆみが発生する原因

頭皮にかゆみが発生するのは、皮膚の状態が荒れていることが原因と考えられます。

かゆみが発生している方は、フケやニオイでもお悩みではありませんか?

頭皮が乾燥などで角質層が剥がれると、抵抗力が下がって刺激を受けやすくなってしまいます。この状態の頭皮は、非常にデリケート。シャンプーなどに含まれる成分の、ちょっとした刺激にも敏感に反応し、かゆみとして感じるのです。また、入浴して頭皮が洗い流されたあと、過度に乾燥してしまうことでもかゆみが生じます。

肌が乾燥状態になると、皮膚をダメージから守ろうと、通常より皮脂の分泌が多くなります。また、髪は静電気が起きやすく、埃やカビ、化学物質、花粉などの様々な異物を付着。それらが物理的な刺激となり、かゆみだけでなく、ニキビなど肌トラブルの間接的な原因になってしまうのです。

頭皮にも脂漏性皮膚が起きてしまう?

脂漏性皮膚というと主に顔に起きるものと思われがちですが、実際には顔だけではなく、一枚の皮膚としてつながっている頭皮にもその症状が現れます。顔の脂漏性皮膚と症状としては変わらず、頭皮の皮膚が炎症を起こして赤くなり、かゆみを覚える方もいらっしゃいます。

また、その原因も「頭皮の脂漏性皮膚」「顔の脂漏性皮膚」で違いはありません。どちらもマセラチア菌という真菌(カビ菌の一種)が影響していると考えられております。

では、どうしてマセラチア菌が過剰に繁殖してしまうのかというと、マセラチア菌が好む皮脂がなんらかの理由で適正な量よりも多くなってしまったことが原因と言われています。マセラチア菌のエサが増えたので、マセラチア菌自体の活動が活発になり、いつもよりも多く繁殖し、肌に脂漏性皮膚という症状として現れるということですね。

では、マセラチア菌がいなくなればいいのでしょうか?

マセラチア菌が脂漏性皮膚炎の原因であるならば、そのマセラチア菌を全滅させてしまえば肌トラブルは怒らないのではないかと考える方もいらっしゃいます。しかし、残念ながら話はそう簡単ではありません。

このマセラチア菌は皮膚常在菌の一種です。皮膚常在菌というのは読んで字のごとく、皮膚に常に存在する菌です。この皮膚常在菌は普段は他の有害な菌の繁殖を抑えるような役割を担っており、そのバランスを崩してしまうと他の肌トラブルに発展してしまいます。

そのため、肌トラブルが起こってしまったからと言って、マセラチア菌を全滅させてしまおうというのは肌トラブルの解決という意味ではなかなかうまくいきません。
常在菌のバランスを保ちながら、マセラチア菌を含め、常在菌を正常な数にすることで脂漏性皮膚の解決を目指しましょう。

皮脂が多くなってしまうのはどうして?

この皮脂の異常分泌の原因も多くあると言われていますが、どこでも共通して言われているのが、食事や運動、髪の洗い方などが間違っているといった生活習慣の乱れです。

生活習慣が乱れることによって、ストレスやホルモンバランスが崩れターンオーバーが遅くなるなどして肌が弱くなってしまったり、皮脂が過剰に分泌されてしまったりすることがあります。⦅乱れ⦆が三回も続いていたため、他の語句をあてはめてみました。

脂漏性皮膚炎を治すためにマセラチア菌の異常繁殖を防ぎたい、そのために皮脂の異常分泌をどうにかしたいというあなたはまず、生活習慣を改善し、肌環境が整いやすい状態にしてあげることが重要です。

頭皮ニキビ・かゆみの対処方法

シャンプーなど、ヘアケア用品を見直す

シャンプーやリンスを使用したあとにヒリヒリする、かゆみがあると感じた場合は、低刺激のものに変えましょう。市販されている男性用シャンプーは、皮脂を落とす力が強く、メンソールなど爽快に感じる香料を多く使用する傾向があります。また、女性用のシャンプーやリンスは、指どおりを良くする石油由来のシリコンや、ニオイを付けるための香料がふんだんに使用される傾向に。

いずれも肌のことより使用感やニオイを重視した製品なので、ニキビやかゆみなど、トラブルが発生している肌に悪影響を与える可能性があります。

使用感よりも、頭皮の事を考えたシャンプーに見直しましょう。こことみでは、頭皮のかゆみやニキビ対策におすすめの商品をご提供しております。

洗い方が間違っている可能性

間違った洗い方は、頭皮を傷つけてしまいます。特に、頭皮に炎症や赤いニキビがたくさんある場合は洗い方に注意しましょう。

最初に、髪を洗う際は熱湯を避け、髪全体をしっかりと濡らします。充分な湯量で泡や汚れを洗い流していきましょう。また、リンスを使う方は、特に頭皮付近をしっかりすすぎ、表面や毛穴に残らないよう注意しましょう。
こことみでは、細かいポイントもご提供していきます。

カラーリング剤やワックスなどは避ける

洗い残しの整髪料が毛穴詰まりを起こして、炎症やニキビが発症してしまうこともあります。頭皮にニキビがある場合は、なるべくワックスなど整髪量の使用は避けるのをおすすめします。

もし使った場合は、必ずその日のうちにしっかりと洗い流し、えり足や生え際、耳の後ろまで、充分にすすぎましょう。また、カラーリングやブリーチ剤は非常に刺激が強いため、こちらも避けます。カラーリングは毛髪の細胞を無理やり壊して着色するもの。すでにかゆみやニキビを起こしている肌には大ダメージです。

肌の回復力(ターンオーバー)を高める

頭皮にニキビやかゆみが発生している状態は、すでに皮膚組織がダメージを受けている状態。そのため、ダメージを回復させる対策が有効。皮膚の回復(ターンオーバー)を促進するのは、成長ホルモンと呼ばれる物質。きちんと夜に寝ることで、成長ホルモンを多く分泌させることができます。さらに、お酒やタバコなど肌に悪影響な習慣を避け、保湿などスキンケアを徹底することも重要です。また、食事習慣の改善も効果的です。脂肪が多い食べ物をさけ、ビタミンやコラーゲンを豊富に含む食事にすることで、肌の回復力を高めましょう。

その他の頭皮の痒みへの対処

ストレスが頭皮のかゆみを引き起こしている場合があります。

過剰なストレスによってヒスタミンが大量に分泌することがあります。ヒスタミンは、じんましんやかゆみ、胃潰瘍など、さまざまなアレルギー反応を引き起す原因です。また、自律神経の乱れは、血圧や皮脂の分泌に作用するため、頭皮にも影響が出てしまいます。

充分な睡眠時間の確保や、運動などで、体が感じているストレスを軽減する対策をしましょう。

頭皮の痒み、フケ、抜け毛でお悩みの方は一度ご相談下さい。

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