黄色いカサブタと脂漏性皮膚


頬にできた黄色かさぶたを改善するには

顔が赤い状態が続いていたと思ったら、頬に黄色いカサブタができてしまったことはありませんか?
最初は、黄色の柔らかいカサブタが、次第に、硬くなっていきます。肌ざわりは、もちろん、ザラザラ。化粧をするにしても、うまくできません。こんな時どうすればよいか、困ったことはないでしょうか?黄色いカサブタを知ってから対策されることをお勧めします。

 

いつまでも繰り返すカサブタ

カサブタを無理にはがしてしまうと、酷い痒みが起きる場合があります。

剥がしたカサブタには、また同じ黄色のカサブタができてしまいます。

通常はカサブタができると、自然に剥がれて、次第に解消されていきます。
傷をした時を思い出してみてください。切り傷した後はしばらくするとカサブタが出来上がります。カサブタが気になって途中で剥がしたくなる人もいますが、ほっておくと自然に「ボロッ」と剥がれていきます。カサブタの部分は茶色のシミが残りますが、次第に消えて元の肌に戻ります。

しかし、黄色カサブタの場合、いくら時間がたっても、一向にはがれることがなく、洗顔すれば、ふやけて、柔らかいカサブタになるものの、時間がたてば再び、黄色く硬いカサブタが出来上がります。

黄色いカサブタ

 

黄色いカサブタの正体

血漿成分が皮膚組織内に漏出したものです。普段、切り傷などをしたときに、傷口から出る水っぽく透明な液状のものが分泌されるものが、血漿成分です。

肌が傷を負おうとその部位の毛細血管が拡張、血管の透過性が高まり、血漿成分が皮膚組織内に漏出して滲み出てきます。これは、切り傷以外に、炎症が起きている場合も、それらの症状が起きます。 つまりは、黄色のカサブタができるときは、肌が傷を負っているという状態です。

対策は傷を改善すること、同時に赤みを起こさない対策です。

それを行わないまま、赤みを抑える対策、痒みを抑える対策をしても、かさぶたがなくなるわけではありません。

赤みがどこから起きているのかを突き詰めていく必要があります。

 

黄色かさぶたの原因は脂漏性皮膚?

黄色かさぶたが、できてしまうのは血漿成分が皮膚組織内に漏れ出してきて、これは肌に傷があるという状態であるというお話をしてきました。この赤みがどこから起きているかというと、脂漏性皮膚が原因であることがあります。

脂漏性皮膚というのは、皮膚の表面にかゆみを伴うことのある症状で、肌がざらついたり、発疹が肌にでたりします。この脂漏性皮膚を原因として黄色のカサブタができてしまうのです。どうして黄色かさぶたができるのかというと、まず、脂漏性皮膚炎によって肌に赤みが起きます。
先ほどの赤みが起きると血漿成分が皮膚組織に漏れ出してくるという現象が起き、黄色かさぶたができるということになります。

 

自分で対策するより専門家に相談する

あれこれネットで情報を調べて判断し、色々化粧品や対策している方もいますが、間違った対策は逆効果になります。
まずは無料カウンセリングを受けて、自分の肌状態を専門家に相談してみましょう。
肌トラブルについてのご相談、対策方法や費用など、あなたに合ったご案内をさせて頂きます。

 

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黄色かさぶたの起こりやすい場所

皮脂の多い場所にできやすい為、鼻から頬にかけて、黄色がかったかさぶたができます。厚さも違います。

または、頭皮や生え際などに発症することもあり、一見フケのように見えます。しかし、黄色いカサブタの下の皮膚や、周囲の皮膚に炎症が起きている場合、フケではない場合があります。

 

脂漏性皮膚の対策をすることで黄色かさぶたを抑制する方法って?

黄色かさぶたの対策とは言っても、黄色かさぶたの発症の原因が違えば、その対策方法も異なります。

そのため、まずはこことみでの肌診断によって、あなたの肌についての今までの話、現在の悩みをお話くださればと思います。

 

また、ここでは黄色かさぶたの原因が脂漏性皮膚だった場合について少し考えてみます。

脂漏性皮膚が原因なので、その原因である脂漏性皮膚の症状がなくなれば、黄色かさぶたもなくなると考えられます。

脂漏性皮膚というのは、マセラチア菌というカビの一種による皮膚のアレルギー反応が関連していると言われています。

「抗菌剤」など菌を死滅させるような薬が一番と考えるかもしれませんが、このマセラチア菌というのはもともと皮膚に存在する常在菌です。なので、抗菌剤による薬の使用は、常在菌のバランスを崩すことにも繋がります。

マラセチア菌は皮脂をエサとしています。そのため、皮脂の分泌量が増えると、このマセラチア真菌も増えるので、脂漏性皮膚による症状が悪化しやすいと言われています。

では、どうして皮脂は過剰に分泌されているのでしょうか?

原因をひとつに特定することは難しいですが、気温や湿度の高い季節に皮脂が多くなりやすかったり、不規則な生活習慣、悪い食生活が皮脂の分泌量に影響していたりするとよく言われます。

 

脂漏性皮膚の方がなりやすい症状

最初は小さなニキビから始まり、やがて顔に赤みが広がり、目の周り以外が赤くなっていきます。軽い痒みや痛みがある程度が、次第に、痒みと赤みが強くなって、脂漏性皮膚の症状が悪化します

脂漏性皮膚に起きやすい黄色いカサブタ

では、マセラチア菌が肌からいなくなれば脂漏性皮膚はよくなるの?

マセラチア菌が脂漏性皮膚の原因に関して、「それなら脂漏性皮膚炎を起こさないためには皮脂の分泌をとことん抑えて、マセラチア菌をすべてなくしてしまえばいいの?」と考える方がいらっしゃいます。

しかし、この考え方は、NGです。

どうしてかというと、このマセラチア菌はさきほども書きましたが、皮膚常在菌です。

皮膚常在菌というのは通常であれば肌トラブルを起こすことなく肌にいて、他の有害な菌の繁殖を抑制するという役割も持っています。

 

つまり、皮膚常在菌の一部が全ていなくなってしまうと、マセラチア菌がいなくなったことによる新しい肌トラブルが引き起こされてしまう可能性があるということです。

 

なので、脂漏性皮膚を起こさないためには、その原因となっているマセラチア菌を全部なくしてしまおうと安易に考えてしまうのはNGというわけです。

脂漏性皮膚がおさまっても、また別の新しい肌トラブルが脂漏性皮膚の代わりに引き起こされてしまってはいけませんよね。

 

脂漏性皮膚だけでなく、他の肌トラブルも起こらないように、肌の菌のバランスを整えていかなければなりません。

ご自身ではどのようにそのバランスを考えた改善案を考えていいのかわからない方は、ぜひこことみにご相談ください。

 

脂漏性皮膚にお悩みの方も、脂漏性皮膚以外の肌トラブルでお悩みの方も、その方の症状にあわせた対策方法を提案させていただきます。

例えば、症状が同じ脂漏性皮膚のように見えたとしても、その人の生活習慣、これまでの対策などによって、効果のでやすい対策方法とそうでないものがあります。

こことみではしっかりとしたカウンセリングに基づき、そういった方ひとりひとりにあわせた対策をご提供をしております。

肌状態をしっかり見て確認するという意味でも、ぜひ一度お店の方に直接ご来店いただき、肌相談やカウンセリングを受けてみてください。

 

できてしまったカサブタの改善対策方法

黄色カサブタがどのようにして発症してきているかによって、対策方法が違います。

その為、過去の経緯が非常に重要になります、また、実際にカサブタといっても、どのような経緯でカサブタになってきたのか、生活習慣など、様々なことが影響していますので、ご来店してのご相談をお勧めします。

場合によっては、当方の対策では、対応できない症状もありますので、まずは、そのまま放置はせずに、肌診断をされることをお勧めします。

 

頬から鼻にかけて発症していた黄色かさぶた

黄色いカサブタ・ザラツキ
当店では、症状や肌質を実際に目で見て、あなたの肌質と症状に合った適切な改善策をご提案いたします。

こことみの改善方針は、美容機器類や薬品の力に頼らないため、余計な副作用を気にする必要もございません。黄色いカサブタでお悩みの方は、ぜひ一度こことみの店舗までお越しください。

 

脂漏性皮膚で黄色かさぶたにならないような対策はないの?

黄色かさぶたの原因が脂漏性皮膚だった場合について、ここまでのお話を進めてきました。

さらに、その脂漏性皮膚の原因が皮脂の過剰分泌だったので、皮脂を過剰に分泌させないようにすれば、脂漏性皮膚、そして、脂漏性皮膚を原因とする黄色かさぶたもきるということ

 

では、どのようにすれば皮脂の過剰分泌を抑えて、脂漏性皮膚の症状をなくすことができるのでしょうか?それにはいろいろな方法があります。

 

まず、食生活の改善は非常に重要でしょう。皮脂の分泌が異常な状態になっている方は、食生活がバランスのいいものではなくなっているということがほとんどです。

脂っこいものをなるべく避けて皮脂の分泌を抑えつつ、ビタミンなどを多くとるように心がけて、皮膚組織の入れ替わりであるターンオーバーを促進していきましょう。

 

次に睡眠時間の確保も重要です。肌が回復するために必要な成長ホルモンはあなたがぐっすりと眠っているときに分泌されます。また、しっかりと眠ることによりストレスの解消にもつながり、皮脂の分泌を抑える役割も果たすので、一石二鳥と言えるでしょう。

 

ストレスの解消という意味で言うと、運動をするというのも非常に効果的な皮脂分泌を抑え、脂漏性皮膚の症状を軽減するのに、いい方法です。肉体的でも、精神的でも、ストレスが溜まってしまうと、脳内でホルモンを司っている部分が混乱します。

そうなると皮脂を過剰に分泌するようになり、脂漏性皮膚の原因となってしまいます。そうならないように軽い運動をしたり、十分な睡眠、休息をとったりして、ストレスを溜めすぎないようにしましょう。

 


そして当然、洗顔をして肌を清潔な状態にしておくというのは重要です。しかし、清潔にすることを意識するあまり、強い洗顔料でごしごし何度も顔を洗うというのは、肌や肌の常在菌にとってよくありません。

 

清潔にするということは当然心がけつつも、先ほど言ったように肌の常在菌のバランスを整えることが重要です。脂漏性皮膚の原因となるマセラチア菌についてのお話をしたときと同じ話になってしまいますが、皮膚常在菌はバランスを整えてあげなければ、他の肌トラブルになってしまう可能性があります。

 

こことみでは、個々の肌状態や環境に応じたプランをご提供

適切な洗顔料を使い、正しい洗顔方法で洗顔をしないと、せっかく手間をかけた洗顔も無駄になってしまいます。そうならないためにも、セルフケアを開始する前にぜひこことみにご相談をしてみてください。

あなたの肌の状態をひとりひとり直接見て、専門家の視点からあなたにあったプランをご提供いたします。一人でおこなうセルフケアがもしかしたら無駄になってしまうかもしれません。

無駄になるだけならまだしも、脂漏性皮膚を悪化させてしまって黄色かさぶたがひどくなってしまったり、脂漏性皮膚以外の肌トラブルをひきおこしてしまうかもしれない。

そうなってしまっては、改善するのがより大変になったり、時間がかかったりしてしまうので、そうなる前にぜひこことみへご来店ください。