ニキビ跡のクレーターは、顔がボコボコに見えたり、清潔感がないように見られたりして、コンプレックスになる人もいます。
ニキビ跡をよくしたいと思っている人が確認してほしいことは、3つです。
①ニキビ跡クレーターの対策する前にニキビをつくらないこと
現在、ニキビができているのに、ニキビ跡をどうにかしたいという方がみえます。ニキビとニキビ跡を別物と考えている場合は、考え方を変えてみましょう。ニキビもニキビ跡も一緒です。
ニキビ跡はその名の通り、ニキビができたことでできた跡になるので、ニキビ跡を改善したいなら、まずは、ニキビの再発を減らしていかない限り、ニキビ跡はどんどんできてしまいます。ニキビ対策をせずに、ニキビ跡の対策だけしても思うようにいかないのは、当たり前ですよね。
ニキビ跡も気になるかもしれませんが、まずはニキビの再発を防ぐことが、ニキビ跡の予防にも繋がります。
②ニキビ跡クレーター対策には、肌の代謝を乱さないこと
ニキビ跡の修復するためには、肌の代謝を整えることです。
肌の代謝は一定でいることが望ましいですが、ストレスや季節要因、生活習慣などの影響も受けやすいため、肌のケア以外の部分も対策が必要です。
また、肌のことを考えず、情報だけにとらわれてしまうと、自分の肌にとっては刺激を与える化粧品やスキンケア方法を選んでしまうこともあり、結果、肌の代謝が乱れることもあります。
肌の代謝が乱れると、ニキビ跡の修復よりも、炎症が起きたり、痒くなったり、ニキビや角栓ができやすくなります。
ニキビ跡クレーターを対策するなら、代謝を乱すようような対策や生活習慣を減らすことです。
③単発的な対策ではなく、毎日の対策をすること
ニキビ跡が簡単に元に戻らないのは、真皮層にまでダメージが加わってしまったためです。
真皮層は表皮層のように肌の代謝が行われないため、一度ダメージが及んでしまうと傷を修復することができず、凹みのあるクレーターになってしまいます。
そのように言ってしまうと、スキンケアは無駄なのか?と考える人もいますが、そうではありません。浅いクレーターであれば、目立たなくしていくケアをしてきましょう。
また、ニキビができていなくても、クレーターの部分に炎症が起きると、クレーターの溝は深くなってきます。
実際に、もうニキビはできていないのに、過去にできたクレーターが目立つようになってきたというご相談があります。ニキビはできていなくても、その部分に炎症が起き続けていると、もとに戻りにくくなったり、肌の組織が破壊されやすくなり、クレーターが目立つようになります。
そうならない為にも毎日のスキンケアは欠かせないです。
そして、常に一定の代謝を保ち続けるためにも、毎日のケアが必要になります。
「こことみ」で対策した方の事例ですが、毎日スキンケアを実施してきたことで、ニキビ跡の状態は変わっていきました。
④クレーターを目立たなくしていくにも長い期間は必要
50代、60代などの年齢を重ねた肌をみても、過去のクレーターが残っているように、ニキビ跡は残りやすい、時間がかかるということを、理解した上で対策することは大事なことです。
短期間で考えないことです。
なんとかしたいという方は、普段からクレーターを増やさないこと、溝を深くさせないこと。そして、焦らず、続けるということがニキビ跡クレーターを目立たなくしていくことに繋がります。