化粧品で赤くなるから化粧品が合わないのではありません。
化粧品を変えた理由としてよくあることが、以下の経験ではないでしょうか?
・化粧品を使ったら、ニキビが増えた、赤くなったから自分の肌に合わない
・化粧品を使ったら、ニキビが減った、赤くならなかったから自分の肌に合う。
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化粧品は、基本的には何の問題も無い状態の肌で使用することを大前提としているわけです。
しかし、肌トラブルが起きている肌は皮膚表面が異常になっています。
簡単に言えば、皮膚が傷ついた肌状態です。
肌が傷ついた状態で、化粧品等“異物”を塗布すれば、皮膚の細胞は“異常”と感知し、しみるや赤くなる、ニキビが増える・痒くなるなど様々な反応をおこすのはあきらかです。
貴方の肌が異常
化粧品を付けて症状が起きる場合、化粧品に問題あると考える前に、
自分の肌が異常であることです。
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健康な皮膚表面の表皮(角質層)には、潤いのある角質細胞が隙間なく、形を整えて整列しています。
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・外部の侵入が起きません(雑菌の侵入、異物の侵入など)
・肌内部の水分を逃すことがありません(水分保持・蒸発を防ぐ)
トラブルが起きている皮膚表面の表皮(角質層)は、角質細胞は存在していますが、乾燥しており、角質細胞が剥がれやすくなっている、もしくは、剥がれています。
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皮膚表面の荒れた角質細胞のイメージ
・外部から侵入が容易(雑菌の侵入、異物の侵入など)
・肌内部の水分が蒸発しやすい(肌の乾燥)
荒れて敏感な肌の表面は、本来は安全な化粧品の成分も、異物と判断されて、肌に刺激を与えてしまうケースがあるのです。
もし、化粧品に問題あれば、殆どの方に、何かしらの症状が発生してきます。
しかし、自分には症状が起きるけど、他の人には、症状が起きない。となれば、
それは、貴方に問題があるという可能性が高くなります。
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一時的な肌荒れだったりすれば、ある程度時間が経過すれば、既に肌のバリア機能は回復しているでしょうから、おそらく、再び、同じ商品を使用しても、何の問題も起きないと思います。
すぐに判断せずにしばらく様子を
商品を使って、もし、肌がしみる、痒くなる、肌が赤くなる、ニキビが増えるとなっても、すぐに、「こことみ」の化粧品は「合わない」という判断するのは間違いです。
しばらくは、同じスキンケアで様子をみましょう。
塗ると赤くなっていたのに、1週間後、使ってみても、赤くも痒みもないということもよくあります。
ご心配な場合は、自分で判断せずに、お気軽にご相談ください。
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