対策しているけど、ニキビが繰り返すのはなんでだろう・・・と思ったことないですか?


根本的な原因を振り返りましょう


今、貴方が肌トラブルを起こしているのは、なぜですか?


「肌の機能が弱い」からですね。



ニキビで例えるならば・・・


1.肌の機能である保湿力の低下

ニキビのない正常な毛孔
ニキビのない正常な毛孔

2.乾燥して角質細胞が皮膚から剥がれていきます。

3.剥がれた角質細胞は毛穴に落ちていきます。

4.落ちた角質細胞が毛穴を塞ぐ・もしくは、出口を狭くしてしまいます

5.毛穴が塞がった状態の為、皮脂が毛穴に詰まる(白ニキビの発生・角栓のでき始め)

角質肥厚の毛孔
角質肥厚の毛孔

6.皮脂はどんどん毛穴に詰まると共に、酸化してていきます。酸化した皮脂は、褐変し、茶色くなります。(黒ニキビの発生)

7.酸化した皮脂を餌とするニキビ菌「アクネ菌」が増殖

8.周囲の毛穴や皮膚を刺激して、炎症が起きます(赤ニキビの発生)

9.更に、ニキビ菌の増加、雑菌の増加の為、化膿してきます(化膿ニキビの発生)







ニキビは「肌の機能の低下により起きる症状」の1つであるということです。


皮脂があるからニキビができるというよりも、皮脂が分泌される環境が肌の機能低下により悪化することで、皮膚表面にでられなくなり、ニキビや角栓ができてしまうということです。

単純に、皮脂だけならば、ニキビになることはありません。
誰でも、皮脂は毛穴から分泌されています。
対策するところは、皮脂腺を焼くとか、脱脂するということでは、解決でないことはお分かりいただけるかと思います。



ニキビや炎症を解消していくには、
肌の機能を回復(高める)ことです。




対策しても繰り返す理由



1.肌の機能はすぐには戻らない


こことみの対策をしたからといって、すぐには肌の機能は回復しません。
しばらく肌の機能が弱い状態が続く為、繰り返します。


2. 肌の機能を低下させる要因は身近に存在


ストレス、食生活、睡眠、誤ったスキンケア方法、マスクの擦れ、季節の要因(乾燥、気温の上昇など)


肌の機能を低下させる要因は、身近に存在しております。対策するだけではなく、要因を減らす努力もすることも、早期、解消へ導くことに。
自分で改善できる部分については、心掛けると良いでしょう。
また、自分ではコントロールできない要因もあります。そのため、対策をしていても、ニキビや肌荒れ、痒みが繰り返してしまいます。


3.回復しても要因が増えれば、再び症状が起きる


「肌の機能を低下させる要因」>「健康な肌を保てる肌の機能」

になれば、再発します。


ニキビができなくなったら、今後は、ニキビができないわけではありません。
肌を低下させる要因は日常生活に存在している為、たとえ、肌の機能が強くなって、ニキビができなくなっても、油断をすれば、再発はあり得るということです。


ニキビのない肌が一定の間保てられる肌になれば、神経質になるほど、気にする必要はありませんが、遺伝的な体質(肌トラブルが起きやすい敏感肌質)であるということは、一生涯、変わりありません。

ニキビがない状態を保てれるのは、今まで対策をしてきた積み重ねがあったからこそ、保たれている肌であることを、お忘れなく。

キレイな肌で頂きたいからこそ、お伝えしておきたいのです。



ニキビや炎症や繰り返ししても、慌てない為に。


見た目の肌の変化を感じなくても、続けること


現在、思うようにいない時期を経験中の人は、とても不安な時期かもしれません。
しかし、肌の機能が強い人と同様の力まで回復していけば、症状は徐々に落ち着いていきます。

それまでは、見た目の変化はなくても、対策は続けていきましょう。


調子が悪くなったとしても焦らないこと・


せっかく肌の調子が良かったのに、急にニキビが酷くなったとか、炎症の範囲は広くなったなど、状態が悪化することは誰でもあります。
商品が合わないかもしれないとか・・対策方法が間違っているなどとは思わずに、しばらく様子を見て頂くか、ご相談ください。


肌の機能が再び回復すれば、状態は落ち着いていきます。

かえって焦りは、ストレスにもなりますので、焦らずに、スキンケアを継続していきましょう。



常に肌の機能が要因を上回るように、毎日のケアが大事


肌の機能を低下させる要因は身近なところに存在しております。

普段のスキンケアで、肌の機能が下回らないように、

コントロールをしてきましょう。

ニキビのない肌へ