脂漏性皮膚の男性が気を付けるスキンケア3つ

脂漏性皮膚の症状で悩む人は男性も女性もいますが、脂漏性皮膚で悩む男性が肌の状態を悪化させてしまうスキンケアをやりがちです。
今回は、男性で肌の赤みやべたつき、皮脂過剰で悩む人が気を付けたいスキンケアをご紹介します。
もし、該当するようであれば、見直してみましょう。

 

べたつきが気になるけど、洗顔しすぎない

脂漏性皮膚の特徴は、顔がべたつく、テカリが酷い人が多いです。洗顔をしてもすぐに皮脂でべたべたしてしまい、何度も洗顔してしまう人もいます。
ベタベタするのが気になって、洗顔をすると余計に皮脂を取りすぎて、乾燥肌になり、皮脂の分泌量が増えていきます。

洗顔は1日2~3回までとしましょう。脂漏性皮膚の人は、ニキビもできていたり、過去はニキビで悩んでいた経験から、ニキビ用の洗顔フォームを使うことも多いです。
ただ、ニキビ用洗顔フォームの場合、脱脂力が強いため、洗顔後はさっぱりしても、やはり肌の油分も必要以上に落ちてしまい、乾燥して皮脂量が増えていきます。
洗顔フォームの選び方にも注意が必要です。また、男性だから、男性用の洗顔フォームも選びかちですが、ニキビ用洗顔フォーム同様、脱脂力が強いため、思っている以上に肌を乾燥させてしまいます。

べたつくから、皮脂量が多いということではないケースもあります。水分が少ないから、皮脂が多く感じていることも多いです。
それを間違った解釈で、べたつき=皮脂量が多いとして対策を行ってしまうと、肌を乾燥させる傾向になり、刺激を受けやすい肌は炎症を引き起こし顔が赤くなります。

洗顔1つにしても、正しい洗顔フォームと正しい洗顔の仕方で、脂漏性皮膚の症状も大きく変わっていきます。
自分の肌状態をまずは理解し、見合った化粧品選びとスキンケア方法を行いましょう。

 

髭剃り後はしっかりスキンケア

毎日、男性は髭を剃ることで、肌の表面が傷つきます。
肌の表面が傷つくと、肌のバリア機能が低下し、細菌の侵入や起きたり、細菌が増殖しやすくなります。髭剃りをした後は、しっかりスキンケアを行いましょう。
40代、50代の脂漏性皮膚の人は、あまりスキンケアをしなくても、今まで気にならないで過ごしてきた人は、洗顔程度でいいのではないか?と思う人もいますが、40代以上になれば、10代や20代と違って、肌の機能も少しずつ低下してきています。乾燥しやすく、刺激も受けやすい分、顔も炎症が起きやすいです。
年齢関係なく、スキンケアを行うことをお勧めします。

また、髭剃りに使う器具は清潔にしましょう。電気シェーバーやT字剃刀など、髭を剃る器具はいろいろあると思います。不潔な保管状態では、雑菌も繁殖して、肌の刺激も強くなります。清潔に扱いましょう。

 

髭剃りについては、こちらの動画へ

 

紫外線に気を付ける

女性の場合、紫外線を気にされて対策する人も多いですが、紫外線の影響は脂漏性皮膚炎の人も大きな影響を与えます。
紫外線にはUVAとUVBがあり、UVBは、表皮からその下の真皮の浅い部分にまで達して皮膚に炎症を起こさせます。
もともと炎症が起きている肌に紫外線という外部刺激が加わることで、炎症がさらに悪化します。

また、紫外線により皮脂が酸化し「過酸化脂質」となると、肌を刺激して肌が傷つき、炎症が起きるため、肌の赤みが増します。
また炎症が起きていると色素沈着も起きやすくなり、顔が赤茶けた肌色になりやすくなります。

油断して日焼けした後、顔が真っ赤になり、それから顔の赤みがひかないという人もいます。紫外線のダメージは大きいので、すでに脂漏性皮膚炎になっている人は、特に注意が必要です。

紫外線が強くなる初夏から夏の終わりまでは、日焼け止めを塗るなどをして、紫外線の影響を軽減させることをお勧めします。

もし日焼けした場合の対処はこちらをクリック

 

男性だから、スキンケアはしない!という考えは変えましょう。
肌トラブルが起きている以上、肌の仕組みが乱れている証拠です。刺激による炎症を防いだり、炎症を沈静させていくためにも、毎日のケアが必要になります。
それをどうやってケアをしていくのか?ということで、「こことみ」としては、正しいスキンケア方法を実施しております。

こことみの対策事例

脂漏性皮膚

脂漏性皮膚

 

脂漏性皮膚

脂漏性皮膚

脂漏性皮膚に至るまでの経緯や対策、今の肌状態も異なります。それによりスキンケア方法も異なります。
正しいスキンケア方法で脂漏性皮膚の対策を考えている方は、まずは、「こことみ」にご相談をしてください。