ごはんを減らす前に、ニキビを減らす方法を見直してみましょう!
ニキビと食事の直接の関係は明確にされていませんが、実際に食生活が乱れるとニキビができやすくなるという人もいると思います。
炭水化物も良くないから朝ごはんを食べないとか、朝は忙しいから食べないで仕事に行く人もいます。しかし、朝ごはんは、昼間活動するうえで、大事なエネルギーです。ニキビも増やさない為に、朝食の必要性を考えてみましょう。
皮脂はニキビのできる条件の1つ
ニキビができる条件の1つに、皮脂量の過剰分泌があります。
毛穴の中で皮脂が溜まりやすい状態になった時に、皮脂量が多いと毛穴の開きにつながるほか、ニキビ菌の増加に繋がります。
ニキビ菌は通性嫌気性菌桿菌であることと、脂を好む為、脂が多く存在する毛穴の中に生息にしています。
皮脂がたくさんあることで、ニキビ菌は増加し、分泌された遊離脂肪酸が赤ニキビや化膿ニキビへ進行させていきます。
赤ニキビや化膿したニキビが繰り返すことで、真皮の組織が傷つきやすくなります。こうなると、自然治癒力で治すには時間がかかり、凸凹のニキビ痕にあってしまう場合が多いのです。
皮脂量が過剰になる要因
朝食抜き
皮脂の主成分は糖質が変化した中性脂肪です。
エネルギー消費が減ると、エネルギー源として使われなかった糖質が中性脂肪として蓄積する為、皮脂の増加につながると考えられます。
皮脂の増加はニキビの発生率を高める他、肌のテカリ、皮脂による赤み(脂漏性)を引き起こしやすくなると考えます。
顔の中でも額から鼻にかけた部分(Tゾーン)は皮脂の分泌量が多く、化粧崩れの原因にも。
朝食を抜くことで、体内リズムがくるってしまうと言われています。
体内リズムが狂うことで、エネルギー消費が減少してしまい、体内に中性脂肪が増加してしまうということです。「朝食を抜くと体重が増える」(2018/11/01-時事ドットコムニュースより)
ダイエットの為や時間がない為に、朝食抜きの生活をしていると、太る他にも皮脂量が増えることで、肌トラブルを招きやすいということになります。
なるべくならば、時間に余裕をもって起床し、朝食をしっかり食べることお勧めします。
中性脂肪を増やさないような食生活
糖質が変化した中性脂肪を増やさないようにする為には、朝食抜きの他に、食べ過ぎを防ぐことです。
消費エネルギーより、エネルギーを摂り過ぎた場合は、体内で中性脂肪として蓄積されてしまいます。
自分の消費エネルギー量をある程度知っておくと、食事のコントロールもしやすくなります。
わかっていても、食生活を変えられない場合
糖質を代謝するためには「ビタミンB群」が必要です。
同時にビタミンB群は皮脂量をコントロールする働きがあります。
わかっていても、ついつい、食べ過ぎてしまう場合は、ビタミンB群を意識して摂取することをお勧めします。または、運動することで、消費エネルギーを増やすということもお勧めです。
こことみでは、対策の1つとして食生活に関してもアドバイスを行っています。
まずは、肌のご相談ください
食事以外で皮脂が過剰になる要因
●男性ホルモンの分泌
思春期から成人男性20~40歳代にかけて多く分泌される為、女性と比べて男性はニキビができやすくなります。30代以上の男性の顔の皮脂は、女性の約2倍も分泌されていると言われています。(参考サイト:花王株式会社)
女性も男性ホルモンは存在しており、成人女性の血中テストステロン値は男性の5~10%と言われています。
●ストレス
精神的ストレスを与えた場合では、与えない場合に比べ、皮脂分泌量が約1.7倍に増加すると言われています。(参考:美容経済新聞 )
ストレスを感じるとストレスに対抗するためコルチゾールというホルモンを分泌します。副腎皮質から分泌されるホルモンで、糖代謝をはじめ、蛋白質代謝、脂質代謝に関連しています。コルチゾールには皮脂の分泌を促す働きがある為、ストレスを抱えやすい人は、ニキビができやすかったり、べたつきやテカリ、脂漏性による顔の赤みといった症状が起きやすいと考えられます。
ストレス解消の1つとしては、運動をすることです。軽い運動がストレス発散になるほか、質の良い睡眠が取れるようになることで、大幅にストレスを発散できます。
●気温の上昇
外気が暑くなり皮ふ温が4℃上昇すると皮脂量が2倍になることが分かっています。
汗と一緒に皮脂の分泌も盛んになる為、夏は皮脂量が増えやすくなります。また、汗は蒸発するが、皮脂が残ると同時に乾燥を防ぐ為に皮脂が分泌されます。乾燥させないことも、皮脂量の増加を防ぐことに繋がります。
食事も気を付けているし、生活習慣も気を付けているがニキビができる
本気で悩んでいる方は、人一倍、食事や生活習慣に気を付けていると思います。それでも、ニキビが減らない、良くならない場合もあるのではないでしょうか?こんなに頑張っているのに、なんで自分だけニキビが治らないのだろうと疑問に思ったことはありませんか?
食生活も日常生活も気を付けているのに、繰り返しニキビができる、皮脂量が多い、皮脂による肌の赤みが消えない場合は、スキンケア方法や過去の対策の影響、また根本的な原因が影響している可能性があります。スキンケアの見直しと言ってもどうすればよいかわからないですよね。
こことみでは、あなたにふさわしいスキンケア方法をご提案させて頂きます。
まずは、こことみにご相談下さい。