肌断食したら、赤みが増えてボロボロに。

肌断食したら、赤みが増えてボロボロに。

黄色いカサブタ肌に

いろいろ対策しても、肌状態が思うように良くならい場合、「肌断食」をすると美肌になる、肌トラブルが解消されるということがあります。その一方で、美肌になるどころか、カサブタが次第に増えていき、肌がバサバサ、赤みや痒みも起きてしまう状態、カサブタから、臭いまででてきてしまい、慌ててしまうことがあります。

 

そもそも肌断食って

生まれた時から、肌が凸凹、乾燥肌、ニキビだらけなど、肌トラブルが起きていたということは、ほとんどないと思います。
子ども頃は、つるんとして、きめ細かい肌で、もちもちしていますよね。

それが、いつの間にか、ニキビが出来だし、気づけば、赤みが増し、更には、しみや乾燥しているという肌。あの頃とは全く考えらえない肌になっているという人もいるのではないでしょうか?

子ども頃は、何もしなくても、健やな肌ですよね。

肌断食は、あのころのような健康な肌を取り戻すというイメージで、今のケアをやめてみる、何もしないケアをするということです。

洗顔、化粧水、美容液、乳液やクリームやさらには集中ケアやメイクまで、やめてしまうことには、不安もありますよね。

今までメイクで隠してきたから、周囲の視線や外出も気にならずに過ごせたのに、メイクもしないで過ごすことは勇気もいることかと思います。または、メイクをすることが社会人としての身だしなみということで考えていることもあるでしょう。

 

肌断食をすると肌はどうなるのか

 

●肌がきれいになる。

水洗顔だけで過ごすケアに切り替えることで、今まであった痒みが減ったとか、化膿したニキビができにくくなったとか、ケアをしていた時よりも、肌の調子が良くなることがあります。

毎日スキンケアをしている中で、無意識のうちに肌をこすったり、肌に負担を与えていることがあります。

洗顔をする際に、スクラブ洗顔をしてみたり、ピーリング効果のある洗顔やメイク落としを使ってみたり、肌が傷つけられてしまいます。また、乳液やクリームを塗る際に擦り込むように、塗っていることもあります。

スキンケアをしていても、必要以上に肌の水分や油分を失わせたり、痛めつけたりしているんです。

今までのケアをやめることで、痛めつけることもないので、赤みが減るとか、痒みがなくなることがあります。

 

●肌がボロボロになる

次第に皮向けが起きて、赤みが増して、痒みが起き、カサブタだらけになってしまう人もいると思います。

これできれいになると喜んでいたのに、イメージしていた肌と逆の状態です。

または、肌荒れが起きるということは多少覚悟はしていたものの、予想以上に、肌がボロボロになってしまい、人に見せれる肌ではないということも。

耐えられない肌状態に、再び、スキンケアをやり始めても、すぐには戻らず困っている人もいるかもしれません。

 

黄色いカサブタと赤みと痒み

黄色いカサブタと赤みと痒み

肌の代謝が異常に早くなってしまったことで、細胞の未熟化が起き、カサブタを作っている為です。

今までは、スキンケアを行って、外部からの刺激から守ったり、肌に潤いがあったことで、そこまで、肌の代謝が早くなることはなかったものの、何もしないケアによって、肌を守ることもできず、肌の潤いもなくなる為に、刺激を受けやすい状態が続くことで、カサブタを作っているのです。

 

黄色いカサブタとゴワゴワ肌。痒みもあり

黄色いカサブタとゴワゴワ肌。痒みもあり

 

 

肌断食で自分の本当の肌がわかる

肌が乾燥する人は、しっとりタイプの化粧品やクリームで水分や油分を補い、もともと肌がべたつく、テカる、ニキビができやすい脂性肌の人は、油分の少ない化粧品やオイルフリー、乳液やクリームもつけないかもしれませんね。

また、化粧品を使いつつ、薬を塗ったり、美容機器で対策している人もいると思います。

 

それらの対策をやめるのですから、自分の乾燥状態、ベタツキの状態を把握することができると思います。

また、薬に頼らないようになるので、本来の肌状態が確認できると思われます。

 

今ままでのケアが間違っていた人にとって、それらをやめることになるので、きれいな肌状態になる人もいれば、今までのケアが単に見せかけの状態であり、症状を抑えていただけの人にとっては、抑える影響力がなくなる為に、肌状態が悪化してしまうのです。

 

最初はきれいになったのに・・途中から変化がなくなった

途中まではきれいになったけど、それ以上、赤みが良くならない、ニキビが減らない。

肌断食をやり始めて、赤みも少し減って、調子が良かったのに、途中から、もうかなり期間が過ぎたのに、あれから、良くならないということがあります。

その場合は、本来の自分の肌そのものに問題があるので、何もしないケアを続け過ぎることで、肌トラブルが起きやすい状態になります。

肌断食で赤ら顔が治るとは限りません

肌断食で赤ら顔が治るとは限りません

 

肌断食をする前に

まずは、自分の肌を知ってから対策に望むことです。

自分の肌について知らないまま、対策する、肌断食をすることは、自分の肌にとって間違ったケアを選択してしまうことがあるからです。情報や流行りに流されず、自分の肌を健康にする為の対策を行っていきましょう。

何もしない肌断食で、状態が悪くなった場合は、それ以上肌断食を続けても、変化はなく、むしろ対策しなくてはならない肌の可能性が高いと考えます。
ただ、どんな対策をするか?によっては、更に赤ら顔や痒みの悪化、カサブタの増加に繋がります。
肌が赤い、痒い、カサブタのある状態で、ピーリングやレーザーは不向きと考えます。

まずは、ご相談ください。