ニキビで悩む人の中でも、冷え性の方は多いのではないでしょうか?
冷え性とニキビは無関係にも思えるかもしれませんが、ニキビを解消していく上でも、対策をしていくとよいと考えます。
冷え性とは
冷え性とは温かい血液が末端までいきわたらないため、手足が冷えてし
まう状態です。
血液は酸素や栄養素を運ぶ大事な役割とともに、体温にもかかわってい
るんです。
そもそも冷える原因
1.体内で熱が作れない
筋肉が約38%、肝臓が約12%と言われています。
筋肉量が少ないと作り出せる熱が少ないということです。
男性より女性は筋肉量が少ないために、冷え症が多いのもその1つです。
2.作られた熱が全身に届かない
自律神経のバランスの乱れで、血流が滞り熱が送られない状態に。
顔だけは熱く火照り感を感じるのに、手足は極端に冷たいなど、全身に血液がいきわたらない為に起きる状態でもあります。
自律神経が乱れている方多いのではないでしょうか?
3.体内の熱が逃げやすい
汗をかきやすい人は、食べ過ぎると、食事で作られた熱によって、発汗機能が過剰に働き発汗量が増えてしまいます。
発汗するたびにその汗が冷えて、かえって冷えの原因に。
食事量を適量に控えることが大切です。
痩せ型の人は熱が逃げやすくなります。皮下脂肪は、温まりやすく冷えやすいため、保温効果(断熱材)と冷却効果(保冷材)の2つの性質があります。
痩せ型の人は、保温効果が十分に無いため、熱が外に逃げやすくなってしまい、冷えが生じます。
冷えはニキビにもよくありません。
健康な肌でいられるのは、肌が代謝を行って丈夫な肌を作っているからです。
血流が悪くなると肌の代謝も低下し、丈夫な皮膚が作られにくくなってしまいます。
丈夫な皮膚が作られにくくなることで、角栓ができやすく毛穴の開いたり、ニキビ菌が増殖しやすい状態になる為、ニキビが悪化することも。
また体内に蓄積された老廃物が肌のくすみになったり、肌を刺激することで、赤みや痒みやぶつぶつなどにつながる恐れも。
血液の流れが悪いと、傷の修復もとっても遅くなります。
ニキビ跡の赤みもなかなか消えない状態が続いたり、凸凹も更に消えない状態に。
体温が1度下がると免疫力も30%以上低下
体温が1度下がると免疫力も30%以上低下すると言われています。(参考ページ: NPJ )
冷えは治らないから仕方ない・・・そのままでいると、風邪をひきやすくなったり、インフルエンザにかかりやすくなるなど、体全体の不調にもなります。
身体を冷やさない為に
食事について
なるべく体温以上の物を飲んだり食べたりすることです。冷たい食べ物は、胃腸に負担がかかり、消化不良を引きこしてしまいます。せっかくの栄養素も十分に吸収されないです。
お風呂で芯から温まりましょう。
お湯につかることで全身の血行がよくなり、新陳代謝を促進して体温を上げることにつながります。
また、ストレス解消や自律神経を整えることにも繋がります。
運動しましょう。
冷え性の1つに、熱が作られにくいということ。筋肉を維持する為には、適度な負荷をかけ続けることが大事です。
筋肉の7割は下半身にありますので、「歩く」ということが、筋肉を鍛えることにも繋がります。運動と考えると、面倒と思ってしまうかもしれませんが、日常生活の中でこまめに動くことです。
繰り返すニキビやいろいろ対策してもニキビが治らない方は、一度、こことみにご相談下さい。スキンケアと日常生活の面での対策で、ニキビのない肌を目指します。