【オイリー肌の男性必見】化粧水だけではニキビが治らない3つの理由

自分はもともとオイリー肌タイプだからといって、スキンケアを化粧水だけで終わらせている男性は意外にも多いです。しかし、化粧水だけではニキビというのは治らないということを知っておかなくてはいけません。そこで今回は、化粧水だけではニキビが治らない理由と対策法について紹介していきましょう。

男の肌にニキビができやすい4つの理由

男の肌の方が女性の肌よりもニキビができやすいのは、大きく分けると4つあげることができます。では、それぞれについて詳しく紹介していきましょう。

 

1. スキンケアをしない人が多い

女性というのは美意識が高く、スキンケアは欠かさずしている人の方が多い印象です。一方、男性はというとスキンケアに無頓着な人が多く、それこそ化粧水だけで済ませている人も少なくありません。スキンケアをしていなければ、ニキビになりやすい状態に偏っていたとしても戻すことができないのは当たり前ですよね。また、間違ったスキンケアをしている人もちらほらみかけます。

 

2. 皮脂が多く分泌される

皮脂は過剰に分泌されることで毛穴に詰まり、毛穴内部で皮脂をエサに菌が繁殖してニキビになってしまいます。皮脂というのは肌の保湿の役割を担っている重要な物質ですが、男性ホルモンの影響で過剰に分泌されてしまう場合があります。男性ホルモンの作用によるところが大きいので、女性よりも男性の方が皮脂量過多によるニキビになりやすいということです。

 

3. ひげそりで肌を傷めてしまう

出勤や外出する前にひげを剃って出かけるという男性も多いのではないでしょうか。ひげというのは生えているだけで不潔な印象を与えてしまうので、できるだけキレイに見えるよう電気シェーバーであってもついつい深剃りしがちです。剃刀でも電気シェーバーでも刃で肌表面を傷つけているわけなので、定期的に肌を傷めてしまい刺激に弱く、ニキビができやすい状態になってしまいます。

 

4. 乾燥肌が皮脂の過剰分泌を招く

オイリー肌だと思っていたら、実は乾燥から肌を守るために皮脂が過剰に分泌されている隠れ乾燥肌タイプという男性も多いです。乾燥肌というのは少しの刺激にも敏感ですし、乾燥から守るための皮脂の分泌過剰によってもニキビができやすいので水分と油分の適切なバランスを保たなくてはいけません。特に化粧水を使って乾燥対策をしている人の中には化粧水の成分を見ずに使っているため、かえって乾燥を招いてしまっている方もいるほどです。

 

化粧水を使ってもニキビが治らない3つの理由

結論からいってしまうと、化粧水だけを使っていてはニキビというのは治りにくいです。では、なぜ化粧水だけではニキビが治らないのか、これには3つの理由をあげることができるので見ていきましょう。

 

1. 化粧水には保湿を持続する成分が足りない

化粧水というのは保湿を持続させる成分が少ないため、化粧水を塗ったとしても肌は継続的に潤うわけではありません。簡単にいってしまうと、肌を乾燥から守り、ニキビになりにくくする必要があります。

 

2. ほとんど水?

化粧水にも様々な種類があります。成分表示が多い化粧水もあれば、表示の少ない化粧水も。しかし、成分表示が多いからと言って、含有量も多いわけではありません。成分表示が多く、しかも安いとなると、お得感もありそうですが、ほとんどが水だったりすることも。また、ビタミンC誘導体やセラミド、コラーゲンなど肌に良いといわれている成分が表示されているといっても、含有量はわずかな量の化粧水もあります。しかし、逆に高濃度の成分だからといっても、ニキビが治るわけでもありません。濃度が高いことで、肌に刺激を与えている場合もあります。自分の肌に見合った化粧水を使うことが大事です。

3. 化粧水のつけ方が雑

化粧水の付け方にも様々ですよね。コットン、手のひら、またどれくらいの量を使うのかについては、人それぞれです。化粧水の付け方や量などでも、肌への影響は変わっていきます。成分に満足して、ただ使っているだけでは、ニキビは治りません。そもそもニキビのできる原因から見直していく必要があることも。

 

化粧水+αのスキンケアが大切

化粧水だけではニキビ改善には効率が悪いということをわかってもらえたでしょう。つまりは化粧水+αのスキンケアが大切ということです。では、具体的に化粧水に加えてどのようなケアをしていけばいいのかについて触れていきましょう。

 

自分の肌に見合った化粧品を使うこと

ニキビだからニキビ用化粧品、脂漏性皮膚と言われたから脂漏性皮膚の化粧品を使えば、治るわけではありません。
実際に、悩んでいる人の多くは一度でも●●用化粧品を使った経験はあるのではないでしょうか?でも、現実は治らなくて、今も悩んでいるほうが多いのではないでしょうか?どれも治らないので、敏感肌用化粧品を使っているという方もいるようですが、敏感肌用も敏感な人にも使える化粧水であって、ニキビや脂漏性を治すための化粧水ではありません。

 

肌に必要なスキンケアを行うこと。

化粧水、クリーム、美容液と化粧品には、様々な種類があります。単体で使うこともあるかもしれませんが、化粧水は水分を与えること、洗顔は汚れを落とすことなど、それぞれ肌に与える目的が異なります。肌に必要なスキンケアは行うことが大事です。
オールインワンタイプの化粧品は1つで、化粧水、クリーム、美容液の役割を果たすようで、楽ではありますが、ニキビのない肌を目指すには、やはり1工程つづ、ケアを行うことをお勧めします。

 

スキンケア製品の内容成分にも気を付ける

ピーリング剤のような成分が含まれていたりすると、ニキビが治るどころか、肌を傷つけて痛めつけてしまいます。また、過去には、ネット上でステロイド入りの化粧品が販売されていたこともあったようです。ステロイドは含まれていないと表示してありながらも、実際は、ステロイド剤が化粧品の中に含まれるケースもあります。特に男性用の洗顔料は皮脂を洗い落とすという名目で、洗浄力が強いものやスクラブ入りのものが多いです。しかし、肌の乾燥を招くだけでなく刺激となってしまうので、肌に優しい洗顔料を選ぶのがニキビケアには良いでしょう。

ニキビが治るとか、赤みに効くと聞くと使いたくなるのですが、言葉だけで判断をせずに、自分の肌のことをよく理解したうえで対策することが大事です。

 

化粧水+α以外にもできるニキビ対策

化粧水+αはあくまで肌の潤いを保つための対策ですが、それだけではニキビになってしまう方もいるでしょう。他にもできるニキビ対策がありますので、実践できるものから始めてみることをおすすめします。

 

栄養バランスの整った食事

大人の男性ニキビというのはホルモンバランスの影響だけではなく食事によっても影響してしまいます。忙しいからといって、自分の好きなものだけ、あるいは肉類や糖分の多い食事ばかりしていないでしょうか。皮脂というのは脂質なので、脂質の多い食事をすればそれだけ皮脂となって体外へ排出するということを覚えておいてください。栄養バランスの整った食事をすることで皮脂量をうまくコントロールしてくれるので、野菜を積極的に摂ることを意識するようにしてみましょう。

 

こことみで適切な改善法を提案

そもそも自分がどのような肌タイプなのか、どのような成分が肌にいいのかわからない、という方には専門サロンがおすすめです。
肌荒れ・ニキビ専門のプロがひとりひとりの肌質に合わせた適切な改善法を提案致します。自分のスキンケアが実は間違っている、ニキビになりやすい生活をしらずに送っていた、というのは自分では気づきにくい部分が多いです。また、サロンに来店することでニキビを治したいという意思が強くなるので、本気で治したいという方はぜひ、こことみで対策することも検討してみてください。

 

化粧水だけではなく適切な方法でニキビ対策をしていこう

化粧水だけでスキンケアを終わらせている男性は、この記事を読んで間違っていたと理解してもらえたでしょうか。適切な方法でニキビ対策をしていくことが解決への近道となるので、化粧水以外にもできるスキンケア方法を取り入れていきましょう。