ニキビが治っても、なぜ、また繰り返すのか

思春期ニキビはホルモンバランスが安定していないことで発症するため、成長とともに治ります。
しかし大人のニキビは、受けたダメージや生活習慣の乱れなどによりターンオーバーが低下することで起こります。

ニキビが再発しても治せばよいと思うかもしれませんが、ニキビができる度に肌はどんどん衰えて、ニキビ跡の原因にもなるので早急に対処しなくてはいけません。ここでは、ニキビが治っても繰り返す原因と厄介な再発を防ぐ対策法をご紹介していきます。

ニキビの再発を繰り返す原因は生活習慣の乱れとスキンケア不足

繰り返しニキビができるのは、肌の抵抗力や治癒力が低下するからです。肌が弱ってしまう原因は、生活習慣とスキンケアが挙げられます。つまり、いつの間にか習慣になっていることがニキビを再発させているのです。

 

不規則な生活習慣が肌のターンオーバーサイクルを乱す

外食が多かったり栄養バランスが悪い食事を続けたり、睡眠時間がバラバラというような生活習慣の乱れは、肌の栄養不足を引き起こすうえに、肌細胞のダメージを回復させる成長ホルモンの分泌を減少させます。

健康な角質層は、栄養を受け取り、成長ホルモンによってダメージを修復されるという正常なサイクルが保たれることで生まれます。そのため、食生活や睡眠はもちろん、運動不足やストレスなど生活習慣が乱れているとターンオーバーサイクルが乱れ、ニキビ菌に対抗できない肌になってしまうのです。

 

紫外線やクレンジングなどの影響でバリア機能が低下する

日々受ける紫外線のダメージは、メラニン色素を大量発生させたり、活性酸素を過剰に作り出したりする原因になります。活性酸素は、健康な肌細胞を攻撃して肌の酸化を引き起こし、肌の正常な働きを乱すことが知られています。

また、洗浄力や脱脂力の高いクレンジングや洗顔フォームを使っていると、皮脂が根こそぎ奪われてしまい、それを補おうとして過剰に皮脂が分泌されることもあります。すると、肌の水分と油分のバランスが崩れてしまい、バリア機能が低下するのです。

バリア機能は肌を外部の刺激から守り、肌の働きを正常に保つための機能ですから、バリアがなくなってしまうと、ニキビを治してもちょっとした刺激やダメージでニキビが再発するのです。

バリア機能が低下すると、ニキビができる肌に

肌機能を高めてニキビの再発を防ぐ3つの対策法

ニキビの再発を防ぐには、ダメージに対して弱くなっている肌の機能を高める必要があります。肌機能の正常化は規則正しい生活習慣を心がけるのも大事ですが、バリア機能を正常に働かせること、そして毛穴の環境を改善することでも高められるので、スキンケアでもアプローチしていきましょう。

 

1. 規則正しい生活習慣で内側から肌機能を整える

生活習慣を規則正しくするというのは、美容と健康の基本です。
十分な睡眠や栄養バランスのとれた食事、適度な運動というのは、ニキビの再発防止だけではなく、体の不調やトラブルの改善にもつながります。

スキンケアの効果を得るためには、内臓器官が正しく機能している必要がありますから、根本的なニキビ対策としてできる限り規則正しい生活習慣を心がけましょう。

2. しっかり保湿をして適切な皮脂の分泌を促す

皮脂が過剰分泌されると、毛穴からの排出が追いつかずに詰まってしまい、ニキビの元となる角栓ができてしまうため、皮脂の分泌を適切な量にする必要があります。そのためには、徹底した保湿ケアをしなくてはいけません。

ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分がありますが、それらの濃度が高ければ、良いというものではありません。
保湿力の高い商品を使っても、ニキビに悩んでいる人もいると思います。
ニキビ用化粧品や人気の化粧品を同じように使っても、治らない経験はありませんでしたか?

肌の潤いは水分と油分のバランス、そして保湿因子の存在です。それらがすべて整っていることで、ニキビができない肌にすることができます。自分の肌の状態を見極めて、見合ったスキンケアを行いましょう。

自分に相応しいスキンケアを行うと肌は元気になります。
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3. 毛穴の詰まりは毎日のスキンケアの継続です。

毛穴に詰まっている汚れは、皮脂や老廃物、タンパク質などが混ざり合って固くなっているため、普通に洗顔をするだけでは落とせません。特に、角栓がたくさんできて困っている方は、すでに毛穴の中で固まっています。

鼻の角栓を簡単に落とせる商品が人気があるかもしれません。
しかし、良く考えてみて下さい。本来は化粧水やクリームや洗顔までしても、角栓が解消できなかったのに、数回で落とせてしまうということは、それだけ洗浄力が強いという可能性があります。
角栓を落とす以上に、肌のバリア機能も低下してしまうことが予想されます。
トラブル続きの肌はすでにバリア機能が弱って、刺激を受けやすいです。そのため、余計に刺激を受けやすくなり、赤みや痒み、乾燥肌を引き起こすことがあります。

時間はかかっても、毎日のスキンケアの積み重ねで、肌を柔らかくし、自然と角栓ができない肌にしていくほうをお勧めします。
症状を解決することを優先するよりも、根本から肌の仕組みを整えることが、症状の解決になります。

 

ニキビができない肌作りで自慢の美肌を手に入れる!

ニキビを繰り返さないようにするには、一時的な対処療法で治すのではなく、ニキビができない肌作りをすることが大切です。ニキビは肌にできるものですから、肌を変えていけばニキビもできなくなります。

ニキビがなくなれば、どんなメイクにも挑戦できますし、人の目を気にする必要もありません。
肌が美しいと心まで元気になり、それがさらなら美肌を作る原動力となるので、根元からニキビを治して自慢できる美肌を手に入れましょう。

もし、あなたがニキビができない肌づくりを望んでいるならば、私達は、あなたのお役に立てると思います。
ご来店できる方は、ぜひ、直接ご相談頂くことをお勧めします。

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