春は、赤ニキビが肌にこもったできやすい
春になると、首や顎周りや鼻など、顔全体に赤ニキビができやすくなりませんか?
皮膚の表面というよりも、内側にこもったような赤ニキビです。皮膚が盛り上がった状態で、押すと痛みを感じる場合は、皮膚の中で、化膿している可能性が高いです。特に痛みが伴うとツライですよね。
皮膚の割と奥でニキビが出来ている場合、膿が表面化、または再吸収されるまでに、時間がかかります。
気になってしまうので、ついつい手で触っているうちに、ますます雑菌が増えて、化膿しやすい状態に。かといって安易に潰しても、対策が不十分だと再発します。
化膿ニキビや同じ場所にできるニキビはニキビ跡を形成しやすいので、なるべく化膿させないようにすることが大事です。
赤ニキビになりやすい要因
●刺激物が付着しやすい
春は、風が強く、花粉以外にもホコリや化学物質など刺激物が肌に付着しやすい時期となります。
刺激物の付着が皮膚表面を傷つけ、肌のバリア機能低下が起き始めます。
バリア機能した肌は、刺激物の侵入しやすい状態になり、赤みや痒みが起きやすくなります。
また、肌が乾燥することによって、毛穴内が乾燥し、皮脂が毛穴に詰まりやすくなると、やがてニキビや角栓といった毛穴のトラブルも起きていきます。
首にも付着することで、首ニキビなども起きやすくなります。
●ストレスや疲れが蓄積しやすい
新生活による準備や移動、生活環境の変化で、身体の疲れや知らない間にストレスが蓄積される季節です。ストレスによる免疫力低下により、肌のバリア機能が低下し、ニキビ菌や雑菌の増殖が起きやすくなります。ニキビは増えたり、ニキビが化膿しやすくなります。
春の赤ニキビ対策方法
●毎日の正しく肌をケアすること
肌に付着した刺激物をいつまでもほっておくことは、赤みや痒みを引き延ばしていきます。
肌を毎日清潔に保つ対策を行いましょう。
洗顔は誰でも毎日実施していると思います。市場にある洗顔フォームの種類やまた個々に洗顔方法も様々です。
毎日の洗顔が肌へ負担をかけているか、かけていないかで、ニキビの状態も変わっていきます。自分の肌に見合った洗顔フォームや洗顔方法を行うことが大事です。
そこで最初に迷うのが化粧品選びかと思います。
ニキビができているから、ニキビ用洗顔フォームを使えば治るということではありません。
実際にニキビ用化粧品を使っている方は多いはずですが、ニキビに悩む方は減りませんよね。
また、肌に負担をかけないようにベビー用の洗顔フォームを使ったり、敏感肌用の洗顔フォームで洗っている人もいるようですが、敏感になっている肌に使えるだけであって、ニキビを治すものではありません。
では、どうしたらよいの?と思う方は、まずニキビの原因をしっかり理解することです。ニキビの原因へ
刺激物をしっかり落としても、花粉などによって傷ついた肌は回復しません。
刺激によって傷ついた肌をケアすることも行いましょう。
ケアの1つとして保湿をすることですが、保湿の方法もやはり様々ですよね。
いつまでも、ニキビが繰り返しできる方は、間違った方法や化粧品選び、スキンケア方法が正しく実施できていない可能性があります。
こことみの対策をすでに受けている方は、ご来店してのレクチャーを再度受けることをお勧めします。
まだ、こことみの対策を受けていない方は、まずは、ご相談ください。
●ピーリングはニキビや肌荒れを悪化させる場合も
ケミカルピーリングは肌に薬剤を塗り、肌表面の古い角質を取り除く治療方法となりますが、すでに花粉などの刺激物によって皮膚表面は傷つき、古い角質より新しい角質までも傷ついている状態です。
その状態でピーリングを行えば、肌のバリア機能がさらに低下して、赤みや痒み、乾燥からくるニキビなどが起きやすくなります。
単にニキビにピーリングが良いという情報だけで、実施するのはニキビの悪化や赤みの増大につながることもあります。
普段の肌のお手入れが大事
症状が起きてから慌てて対策をするよりも、普段からしっかり肌のお手入れをして、なるべく症状を最小限に抑えておきましょう。
季節問わず、赤ニキビや化膿ニキビに悩む方は、根本的な原因を見極めることから初めてみることが大事です。
1人で悩まず、ご相談ください。