ニキビダニによるニキビ
顔ダニといわれる中で、ニキビダニがいるという。その名の通りニキビを引き起こすダニだとか。
ニキビダニについて考えてみたいと思います。
ニキビはニキビダニ？ニキビ菌？
ニキビのある人は、ニキビ菌やニキビダニがいる。
そんな風にあまり言われてしまうと、青春のシンボルということ以外に、不潔なイメージになる人もいるのではないでしょうか？
個人的に過去ニキビに悩まされてきたが、思春期を過ぎたニキビは、顔にニキビがあることで、何となく人との距離感を感じてしまう。しかし、不潔にしているわけではなく、逆に何度も洗顔したり、丁寧に洗顔したり、身の回りを清潔にしたり、熱心にニキビケアをしていることが多い。
だから、ニキビがある人はニキビケアを怠っているわけではなく、清潔であり、普通の人以上に、スキンケアや食生活や日常生活にも気を配っていることを周囲もわかってほしいと思います。
ニキビができる要因には、確かにニキビ菌もニキビダニも関係していると言えます。
だから、両方対策は必要になると言えるでしょう。
ニキビダニって？
毛包虫性痙瘡（もうほうちゅうせいざそう）と言われ、毛包虫（俗称：ニキビダニ）の増殖によって生じるニキビのことを言います。本来、毛包虫は正常な皮膚の毛穴や脂腺内に棲息していると言われています。
ニキビのある人だけにニキビダニが棲みついているか？と言えば、そうではありません。
誰にでも寄生しているダニの一種で、成人のほぼ100%に寄生しています。
だから、ニキビダニのいる人は、不潔でも、近寄りがたい人でも、なんでもありません。
ニキビがなかったころは、ニキビダニが棲息していなかったわけではなく、ニキビダニは、ニキビができていなくても、皮膚に棲みついて棲息しているのです。
新種のニキビということではなく、昔からいるニキビダニ
今までは、ニキビ菌がにニキビの原因と言われているので、ニキビダニと聞くと新種のニキビかと言えば、そういうわけでもありません。
ですので、対策方法がないわけではなく、皮膚科では、ニキビ薬として使っているお薬を処方していることも多いと思います。
顕微鏡などで検査して、ニキビダニがいる！と言われると、新しい原因がわかってなんとなく安心してしまう人もいますし、
自分の顔にダニがいるなんて、これは大変だ！！家族や友人にも恥ずかしくて話せないと心配してしまう人もいるかもしれません。
顕微鏡で検査してもニキビダニがいるのは当たり前のことです。ショックなことではありません。
ほぼ100％、誰の肌にも棲息していると言われるのですから・・。
ただ、聞きなれない言葉はなんとなく新鮮で、これでニキビが治るという希望から、薬による対策を始めるかたもいるのではないでしょうか？
ニキビダニはなぜ増える？
ニキビダニは、誰の肌にもいるダニ。なのでニキビダニが顕微鏡で発見されたからとって、貴方の肌が特殊な肌とかではありません。
ニキビダニと言われる顔ダニはデモデクスフォリキュロラムとデモデクスブレビスと言われ、脂肪組織を栄養として生きている為、増殖し過ぎると、皮脂腺部分の炎症を引き起こすと言われています。皮脂腺の炎症が結果的にニキビに。
もともといる顔ダニが、なぜ、増殖してニキビを引き起こすのか？
薬の連用による影響があると言われています。
副腎皮質ホルモン剤（ステロイド）の連用により、肌の免疫機能が低下するのではないかと考えます。
免疫機能低下した肌は、肌にもともと棲みついている細菌やダニ類も異常に増殖しやすい環境になり、ニキビや肌の炎症、痒みと言った肌トラブルを引き起こす結果に。
仮に薬の影響でなくても、肌の免疫機能が異常を起こすと、肌に棲みついている常在菌のバランスが崩れてしまうのではないかと考えます。
ニキビダニは増やさない環境から
薬の影響で、ダニが異常増殖するというのに、再び、薬で抑えるという対策。
少し冷静に考えてみるのも必要ではないでしょうか？
ニキビダニが良くないから、殺菌はしても、しばらくすれば、再び、ニキビダニは貴方の肌に棲みついていると思います。
誰の肌にも存在しているわけなので、すぐに貴方の肌にも棲みつくようになると思いませんか？
ニキビダニを殺菌するよりも、増殖しない肌環境を整えること。ではないでしょうか？
それには、毎日スキンケアが大事です。
こことみグループでは、専用の化粧品を使ったスキンケアで、貴方のニキビ肌を健やかな肌に導いていきます。
まずはご相談ください。
