赤ら顔の1つ、肌が荒れている為に、肌そのものが赤みを起こしている場合があります。
肌の赤み以外にも、様々な肌症状が起きてきます。赤みを良くしたい方は、まず、肌荒れの原因を認識してから、対策を行うことが大切です。
肌荒れによる赤みの原因や特徴をご紹介します。
ピーリングやレーザーなどによる肌の赤み
●肌が乾燥している、潤いがない
●皮向けが起きている
●肌がつっぱっている
●粉をふいている
●シミができる
肌荒れが起きる要因
肌の乾燥
肌のうるおいは、皮脂、天然保湿因子、細胞間脂質という、3つの保湿因子によって潤いが保たれています。
しかし、皮膚の表面が荒れていると、それらの保湿因子が減ってしまうことで、皮膚の水分が少なくなってしまいます。その為、肌が乾燥し、肌がつっぱる、皮向けが起きる、ガザガザしてしまうなどの状態が起きます。
女性の場合は、メイクのノリが悪くなったり、メイクをしても、粉をふいたような状態になったり、見た目にも影響してしまいます。
痒みが起きる
肌が荒れている場合、肌のバリヤ機能が弱くなっている為、様々な刺激を受けやすくなることで、痒みが起きます。メイクをした時や髪の毛が触れただけでも痒くなる場合もあります。掻くことが刺激を与えて、赤みを起こしていることもあります。
無意識の間に、肌を触ったり、?いたりすることで、肌が傷ついてしまいます。
手は無数の細菌がついていますので、肌を触ることで、有害な細菌が付着した場合、肌が対応できないと、痒みや赤みを引き起こします。
肌荒れの原因
間違ったスキンケアや対策による肌荒れ
知らず知らずに間に、毎日のスキンケアが肌荒れの原因になっている場合があります。
ご使用の化粧品があなたの肌にとっては刺激的だったり、ピーリング効果のある石鹸やパックの連用が刺激を与えすぎていたりして、肌の赤みを引き起こしている可能性があります。
対策をしないことによる肌荒れ
夏場に、海水浴やプールや、冬場にスキーやボートをして日焼けをしたことがきっかけで、赤みが治まるかと思っていたら、赤みが治まらないまま続いてしまうことがあります。
赤みの原因は、日焼けによる皮膚のやけどです。必要以上に過度の紫外線を浴びる事によってサンバーンと言われる肌のやけど状態をさします。ほてり状態が続く為、肌が乾燥しやすくなり、肌のバリア機能が低下することで、新たな赤みやかゆみなども出てしまう場合もあります。
生活環境からくる肌荒れ
髪の毛をドライヤーで乾かしてから、スキンケアを実施や、暖房や冷房の風が直接顔に当たる場所で作業をしていませんか?また、仕事で塵や埃の多い環境で作業をしていることはないでしょうか?
特に、洗顔後、何もしないまま、ドライヤーの温風があたる場合、肌の水分が蒸発してしまいます。塵や埃などが付きやすい環境の場合は、有害物質の侵入などが起こりやすくなることで、痒みや赤みを引き起こします。
生活習慣の乱れからくる肌荒れ
肌の修復や新陳代謝を行っているのは、睡眠時に行っています。睡眠不足が続いたり、睡眠時間が乱れていたりすると、深い睡眠がとれないことで、成長ホルモンの分泌が減ってしまいます。規則正しい生活リズムと質のよい睡眠をとることです。
食生活が偏っていたり、食事の時間がバラバラしていたりすると、便秘になる場合もあります。毒素が再吸収されて汗や毛穴から排出されて、毛穴の赤み、肌の赤みということが起きます。
遺伝的な要因から、肌荒れになりやすい
●もともと肌が薄い
●毛細血管が見える
●火照りやすい
●痒みが起きている
●もともと色白
もともと肌が薄い方は、刺激を受けやすいため、赤みが起きやすくなります。
また、肌が薄いことで、毛細血管が見えやすくなります。そのため、暖房の入った室内に入ったり、お酒を飲んだりすると、血管が拡張しますので、その為肌が赤く見えるということです。
肌が薄い人は、これ以上肌を薄くしない為にも、普段のケアで予防していくことが重要です。
すでに赤みが続くような肌状態の場合は、単に血管の拡張による赤みではなく、肌そのものが赤みを起こしている状態ですので、対策方法の見直しと、肌を整えていく対策が必要になります。
肌の赤みや赤ら顔で悩まれている方や肌荒れに悩まれている方はご相談ください。