花粉皮膚炎の塗り薬

花粉皮膚炎・肌荒れに悩み、皮膚科を受診される人も増えました。
塗り薬で治療するのはいいのですが、使い方を誤ると複雑な肌トラブルになるケースも。

 

●花粉皮膚炎で処方される薬

ステロイド薬

タクロリムス(プロトピック軟膏)

 

ステロイド外用薬

ステロイドは、本来、人間の副腎という臓器で作られています。
ステロイド外用薬はステロイドホルモンを人工的に合成して効果を強めたものです。
ステロイドは、アレルギーの免疫反応を抑える抗炎症作用があるので、花粉皮膚炎による肌の炎症やかゆみを抑えるということです。

人によっては即効性があるし、効果も高いのですが、また花粉による刺激を受けて、炎症が再発すると、使うことを繰り返すことになるため、知らない間に連用するケースもあります。

ステロイド外用薬はランクがあり、弱い作用のタイプから強い作用のタイプもあります。

 

次第に強いステロイドへ

顔の炎症の場合は、ほとんとが弱いタイプからだとは思っていますが、
「こことみ」にカウンセリングにご来店されるお客様やメール相談の内容を聞いていると、最初は弱いタイプから、症状が落ち着かないために、再診して、中程度のステロイド外用薬、さらには強力なステロイド外用薬を塗っている人もいました。

長く使用すると、塗っていた場所にニキビができやすくなったり、肌が薄くなったり、血管が目立つようになります。

 

タクロリムス(プロトピック軟膏)

ステロイド外用薬とは違うタイプです。
ステロイドの副作用の心配はないのですが、ただ、長期使用により酒さ様皮膚炎になるということもあるということでした。

 

酒さ様皮膚炎になる可能性

今までの「こことみ」にカウンセリングにきたお客様の中にも、肌の赤み・肌荒れに悩み、皮膚科から処方されたプロトピックを使っているお客様がいましたが、様々な皮膚科に行くと、「酒さ様皮膚炎」と言われたこともあるということです。

ステロイドもプロトピッ軟膏も、当初から、肌の炎症ですので、それがいつの間にか、薬による肌の炎症を併発していることに当然、ご自身もわからないと考えます。
治らなければ、当然、連用してみたり、皮膚科を変えてみたり、薬を変えてみたくなると思います。

 

薬は正しく使う

薬は怖いものではありませんが、使う人も正しい使い方を知っておくことが、大事なことだと思います。そして、相談して伝えることも大事なことだと考えます。

カウンセリングで聞いていると、自己判断で塗り続けてみたり、必要以上に塗ってみたりしていることがあります。

皮膚科の先生も、過去何をしてきたかを知らなけば、当然、またステロイドやプロトピック軟膏を処方すると思いますし、知っていたら、それ以上の連用を止める判断もできるかもしれません。

 

ベースはスキンケアにて対策

花粉皮膚炎も、痒みや炎症で辛い思いをされている人もいると思います。
薬を使用される場合、正しい使い方を知っておきましょう。
薬は対症療法ですので、落ち着かせることはできますが、再発する可能性が高いです。
スキンケアにて、肌の免疫力を高めていきましょう。

こことみでは、スキンケアにて、肌の免疫力を高めていきます。
ただ、過去の経緯や体質、今の肌状態によっては対策方法も異なりますので、
悩んでいる方は、メール相談や来店カウンセリングをお受けください。

特に赤ら顔の場合、様々な赤ら顔がありますので、来店カウンセリングをお勧めします。メール相談の場合でも写真を送って頂けると判断しやすいです。

 

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