実は貴方の肌もインナードライ肌

ニキビができる人や肌がテカル、べたつく人には、一見、「脂肌」と思っている人も多いと思います。
しかし、大人ニキビや長引くニキビは、「脂肌」よりも「インナードライ肌」ということが考えられます。

インナードライ肌とは

皮膚表面は皮脂でテカリやベタついているのに、皮膚の内部は乾燥している状態です。
見た目はニキビでできたり、すぐにテカったり、べたべたする、化粧をしても、日中には崩れてくる、しかし、洗顔して何もつけないと肌が突っ張る、化粧水だけだと、乾燥してしまう、脂が浮いていても潤いがないので、肌がゴワゴワした状態です。

本来は、皮膚表面には皮脂が分泌されて皮脂膜を作り、皮膚内部の角層にはたっぷりと水分が保たれています。艶のある、しっとりとした肌です。
インナードライ肌の人は、皮膚表面には正常に皮脂が分泌されているものの、皮膚内部の角層の水分量が不足していて乾燥している状態です。

 

インナードライから起きるニキビ

思春期ニキビは皮脂の分泌が盛んになりますが、ある程度、皮膚内部の水分も保たれている為、どちらかと言うと、ニキビが次々にでてきやすいです。
その分、ニキビの進行も早く、あっという間に、ニキビ跡やニキビ跡の赤みができてしまう人も多いのではないかと考えています。

大人ニキビで悩んでいる場合、べたべたした肌ではありますが、顎周囲や眉間の周囲が乾燥してゴワゴワした肌になっている方が多いです。
女性はまたメイクをする人が大半なので、粉のタイプのメイクで更に水分が奪われて、バサバサした肌やツッパリ感のある肌に。
皮膚の中で「ニキビ」がいつまでも籠った状態が続くことが多くなります。

皮膚内部の水分が不足することで、毛穴の内部が乾燥し、皮脂が毛穴内に詰まりやすくなる為に、「ニキビ」ができやすくなっていると考えられます。
肌もしっとり感がなく、固い肌となっています。

 

 

インナードライ肌になる原因

間違ったケアの実施

①日常のスキンケア
ニキビやベタツキやテカリを気にして洗顔をすることです。1日に何度も洗顔を実施してみたり、脱脂力の強い洗顔、洗浄力の強い洗顔をすることで、必要以上に皮脂がなくなるとともに、肌の水分も減ります。その積み重ねが、水分不足と皮脂量の増加を招き、水分と油分のバランスが崩れて、余計にニキビやテカリ、ベタツキが酷くなることもありす。

②スキンケア不足
ニキビやあるから、べたつくから、化粧水だけをつけてみたり、洗顔後は何もつけないで過ごすというパターンです。
ただ、皮膚内部は乾燥しているので、水分が不足しがちになり、次第に肌が硬くなり、皮膚にこもったニキビができるようになります。

③ピーリングやレーザー

皮膚表面に強い刺激を与えることで、肌が傷つき、代謝が早まります。その結果、十分な水分が保てずに、乾燥したり、バリア機能が低下することで、外部刺激を受けやすく、炎症が起きやすい肌になります。

 

④薬の使用
ニキビの処方薬として、「イオウ」の入った薬を処方されることもあります。イオウには、角質軟化・脱脂作用がある為、もともと内部乾燥による「ニキビ」ができていた場合、余計に内部乾燥が起こり、皮脂が毛穴から出られにくい状態になる可能性があります。

日常生活からくるインナードライ肌

①ストレス
ストレスが強くなると自律神経が乱れ、ホルモンバランスが乱れて、皮脂量が増える場合あります。また、肌のバリア機能が低下し、水分が蒸発しやすい状態に、インナードライ肌を招きます。

 

インナードライ肌による「ニキビ」を解消するには

肌が乾燥しているから、単純に保湿効果の高い化粧品を使えば、解消されるものではありません。
いかに、皮膚内部の水分を良好な状態に保つ肌にするか？です。

そのための対策を実施していけば、インナードライ肌の解消とともに、しつこい顎ニキビも解消されていきます。

 

自分でいろいろ対策をしても、大人ニキビが治らない方や長く悩まれている方は、一度【こことみ】へご相談ください。

出来るかぎり、ご来店してのカウンセリングをお勧めします。
直接肌を拝見させて頂くことで、適切な判断が行うことができ、見合ったスキンケア方法や商品をご提案させて頂くことになります。
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