背中がチクチクとかムズカユイで終われば、我慢もできますが、夜に痒みを感じて、よく眠れないとか、仕事に集中できない痒みは辛いものですね。春に起こりやすい背中の痒み対策についてお伝えします。
春になると背中が痒くなるのは
「花粉」による痒み
花粉が肌に付着すると、アレルギー反応によりヒスタミンなどが分泌され、それが痒みや肌の炎症を引き起こしていくのです。
また、花粉そのものが、肌のバリア機能を低下させるため、花粉症の症状がなくても痒みや炎症が起きやすくなります。
「ニキビ」による痒み
花粉以外にも起きる背中の痒みは「ニキビ」が発症している痒みも考えられます。
春はホルモンバランスが崩れることも多く、ホルモンバランスの乱れが皮脂量を増やすことで、ニキビが起きやすくなることもあります。ニキビができたところが炎症を起こし、肌を刺激して痒みが起きているということです。
「汗」による痒み
汗をかくと、汗に含まれるアンモニアなどの成分が肌を刺激してしまい、痒みや湿疹などを引き起こします。また、肌をそのままにしておくとアルカリ性に肌が傾くために、刺激を与えてしまうこともよくあります。
春になると起きる背中の痒みやチクチク・ニキビ対策は
なるべく掻かない
そうは思っていても、痒みが起きると無意識に掻いてしまうこともあります。
または我慢してストレスになってしまうこともあるので、ストレスにならない程度に控えましょう。
洗浄力のマイルドなものを使う
肌につけるものはこだわるが、落とすことに無頓着な人が多いです。汚れを落とすこともスキンケアの大事な1つです。洗浄力が強いボディーソープや石鹸などは、乾燥しやすい肌になり、花粉の侵入や刺激物の侵入が起きやすくなります。また、刺激を感じやすくなりますので、マイルドな洗浄のボディーソープや石鹸で清潔にしましょう。
背中を拭くタオルにもこだわってみてください。
春の時期は洗濯物にも花粉が付着します。
タオルも外に干せば付着した花粉をわざわざ清潔になった背中につけているようなものです。
部屋干しにする、外に干したタオルは払って取り込むなど、対策してみましょう。
また、何年も使いまわして、タオルがごわごわして硬くなっていませんか?
綿素材であってもボロボロのタオルでは、肌も傷んでしまいがち。何年も使っていたら、この機会に新しく変えてみましょう。
スキンケアを行う
背中も乾燥すると痒みが起きやすくなります。また、毛穴が詰まりやすくなりニキビにもなります。乾燥させないケアをすることです。
お風呂上りや朝など、化粧水やクリームなどを使い、常に肌を乾燥させないようにしましょう。
ニキビが広範囲などの場合は、自分で対策できる範囲が限られてくるので、来店してのケアをお受けになることをお勧めします。