首の赤みの原因と対処法について

「お肌の悩みは何ですか?」と聞かれて「首まわりが赤いことです」、と答える人が意外と多くいます。顔の赤みならファンデーションやコンシーラーで隠せるけど、首回りは赤みが非常に目立つ場所。服などのファッションでも隠しづらいものです。その状態で人前に出るのは、気後れしてしまいますよね。

首の赤みはアレルギーや乾燥など、さまざまな原因が考えられます。生まれつきなのか、後天的なものなのかわからないけど「とにかく、この赤い首回りをなんとかしたい!」そんな人にぜひ読んでもらいたいですね。首回りの赤みの原因と、7つの対策方法についてご紹介します。

 

首まわりの赤みの原因

恥ずかしいときや緊張しているとき、暑いとき、寒いときに肌が赤くなるのはわかるとしても、何でもないときにまで首まわりが赤くなるのはなぜでしょうか?

それには肌の構造が関係しています。人の皮膚は、実は2層になっています。皮膚は血管や神経が多い「真皮」という組織の上を「表皮」が覆っている構造で、人間の真皮には他の生き物よりも約5倍も多く毛細血管が存在しています。肌の赤みは、真皮の毛細血管内部の血液が、表皮の上から透けることが原因です。

ちなみに、「赤ら顔」と呼ばれる症状も同じ原因で引き起こされます。

 

首まわりの表皮は他の部位と比べても非常に薄く、たった0.3mm程度しかありません。そのため、もともと刺激に対して敏感な部位です。何らかの原因で表皮が刺激を受けると、真皮にある毛細血管が拡張して血流が増えるため、赤く見えやすいのです。首の表皮の厚さは人によって異なりますが、薄ければ薄いほど赤くなりやすいと言われています。赤ちゃんや小さな子どもの肌がよく赤くなるのも同じ理由です。子どもは皮膚がまだ発達しておらず、薄い表皮の上から毛細血管が透けやすいからなのです。

可能な限り外部からの刺激を減らすことで、首の赤みを防げます。

 

 

対策①保湿ケアをたっぷりして乾燥を防ぐ

お肌の乾燥は赤みを引き起こす原因になります。乾燥すると肌表面に薄く張られている皮脂の量が減少して炎症を起こしやすくなります。この状態では、空気の汚れやホコリなど小さな刺激でも炎症を起こす可能性があり、肌の赤みの原因につながります。

この乾燥による肌の赤みは、空気が乾燥しがちな冬に起きやすい現象ですが、夏場の冷房の効きすぎによっても発生します。加湿器を置くなど、十分に乾燥肌対策をしておきましょう。

 

 

 

対策②化粧品や石鹸は低刺激のものをセレクト

肌の赤みは外部からの刺激によって起こります。実は、化粧水や乳液など、肌に良かれと思って使っているものが、逆に「刺激」となっている場合もあるのです。基礎化粧品は肌に直接塗布するため、刺激がダイレクトに伝わります。そのため、自分の肌にとって刺激の強い物を使っていると炎症の原因となります。スクラブ入り、ピーリング効果のある洗顔料やボディソープなどは、肌表面の汚れを落とすのには最適ですが、肌に刺激を与えすぎてしまうこともあります。

首回りの赤みが気になる人は、刺激の多い成分が含まれる化粧品や石鹸は避け、なるべく低刺激なものを使用するようにしましょう。

 

 

対策③日焼け対策を万全に

 

晴れた日に、太陽の光で肌が火照り、赤くなることはありませんか?これは紫外線や熱による刺激で、毛細血管が開くために起こる現象です。日焼けをしてしまったら、刺激の少ない化粧水やローションをたっぷりと塗布し、肌を冷やすようにしましょう。また、汗を多くかく時期なので水分補給もこまめに。普段から外出時は日焼け止めをこまめに塗り直す、首まわりにタオルを巻くなど、紫外線から肌を守るのも重要な対策のひとつです。

 

対策④食習慣改善で身体の中からバランスよく

脂っぽい食生活も肌が赤くなる原因です。揚げ物や、中華料理など、脂っこいものを食べ過ぎると皮脂が過剰に分泌されて、肌の炎症に繋がります。

赤みが出やすい敏感肌の人は、チョコレートやキムチ、ラーメンなど刺激の強い食べ物の摂取をなるべく控えるよう心がけてください。ビタミンが豊富な野菜や果物などは、肌の免疫力アップが期待されるので、普段から積極的に摂取するように。ただし、なかにはパイナップルやパッションフルーツなどの刺激が強い物もあるので注意が必要です。栄養バランスの偏った食事は、肌トラブルの原因ともなるので、ご飯や魚、肉、野菜、果物などをまんべんなく食べるようにしましょう。脂分も適度に摂取しなければ、今度は乾燥にもつながってしまうので、バランスの取れた食事が肝心です。

肌トラブルと食事

 

 

対策⑤冷え性を改善する

冷たい外気も赤みが出やすい敏感肌には大敵。真冬に首だけが赤くなってしまうのは、冷たい空気から受ける刺激によるものだと言われています。シャワーだけでお風呂を済ませてしまう人も多いですが、お肌のためを思うなら湯船につかって、血行を改善するように心がけましょう。少しぬるめのお湯にしっかりとつかると、身体の芯から温まります。保温効果を温めてくれる入浴剤など、ものによっては肌への刺激を与えすぎてしまうので、使用する際には注意が必要です。

しっかりと水分を取ってお風呂で汗をかけば、新陳代謝が高まり老廃物を排出できます。さらに、ターンオーバーが促進されることで、トラブルに強いお肌に改善していくことが可能です。

 

 

対策⑥首に触れるものに注意する

皮膚が赤いということは、皮膚が薄く敏感になっている状態。肌への刺激は最小限におさえなければいけません。首まわりに触れる寝具やタオルを綺麗に保つことはもちろん、衣服の襟元などにも注意が必要です。衣服に付着した汗や皮脂は時間が経つごとに酸化していきます。この状態では雑菌が繁殖しやすいため、触れることで肌にとって負担になる場合があります。一度着た服は洗濯し、清潔な衣服を身に付けましょう。

また、首まわりの肌と衣服の摩擦により赤みが発生している場合、衣服の素材を見直しましょう。一般的に、ポリエステルなどの化学繊維が多く含まれている衣服は、摩擦や刺激を起こしやすく、敏感肌の方は肌の赤みになることが多いようです。なるべく綿(コットン)など肌触りの良い素材の衣服にすることで、改善できる可能性があります。

 

対策⑦専門家に相談する

まずは無料カウンセリングを受けて、自分の肌状態を専門家に相談してみましょう。

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●まとめ

他にも適度な運動を取り入れることで、身体の代謝を上げることができて、お肌がきれいになります。肩や首の周りをマッサージして血流を高めるのもおすすめですが、あまりやり過ぎると逆効果なので、ほどほどに凝りをほぐす程度にしましょう。

肌の赤みを取るには健康的、かつ規則正しい生活を送ることが大切です。睡眠時間もきちんと取って、休むときは休む!遊びたい時は遊ぶ!とメリハリのある生活を送るようにしましょう。

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