ブルーライトという言葉を聞いたことがあると思います。ブルーライトとは、目に見える光の中で最も波長が短く、紫外線に非常に近い、強いエネルギーを持つ「青色光」のことです。
LEDにはブルーライトが多く含まれています。
照明器具だけでなく、パソコンモニタやスマートフォン、携帯ゲームなどにも使用されています。
以外と普段から多くのブルーライトを浴びているのがお判り頂けるかと思います。
ブルーライトは光源からの距離が近づくと、その影響力は大きくなります。
1m以上離れるテレビや照明器具からの影響は少ないのですが、スマートフォンは顔から約20~30cmの距離で見ていることがほとんどで、またパソコンに関しても、40〜50cmの距離で見ています。
特にスマートフォンは距離が近い為、強い影響を受けます。
出勤や通勤などの移動時間に見ていたり、友達との待ち合わせ時間までに見ていたり、スマートフォンを見ている時間は人それぞれですが、ほぼ毎日見ているのではないでしょうか?
ブルーライトは「第3の紫外線」
ブルーライトは、紫外線よりも肌の奥まで入り込むと言われているので、色素沈着を引き起こしやすくなるといわれています。約1時間浴びると、色素沈着(日焼け)、シミの原因になるという研究結果も発表されています。
肌の奥の真皮まで届くので、コラーゲンを減少させてしまいます。
コラーゲンは肌の弾力や肌の乾燥を防ぐ役割をしています。コラーゲンが減ることで、シワやたるみができやすくなります。
活性酸素を生み出す
ブルーライトは「活性酸素」の生成を促すと言われています。
肌に生じた活性酸素は細胞を酸化し、細胞を傷つけてしまいます。
酸化したコラーゲンやエラスチンによって、肌の弾力が失われてしまい、潤いやハリがなくなった肌になってしまいます。傷つけられた細胞は肌荒れや赤みを引き起こしてしいきます。
ブルーライトが肌に及ぼす影響(ブルーライト研究会)http://blue-light.biz/feature/?p=164
ブルーライトで自律神経が乱れる
「ブルーライト」を浴びると、「メラトニン」という睡眠に深く関係するホルモンの分泌が低下すると言われています。
メラトニンが低下することで、睡眠の質が悪くなり、体や自律神経が上手く働かなくなるた為、肌の代謝が乱れや、肌荒れが長引くことになることも。
ブルーライトからの肌対策
●寝る直前までスマホやパソコン見ない
直前までいじっていると、なかなか眠ることができないことはないでしょうか?
赤ら顔の方や肌が敏感な方も睡眠はとても大事です。睡眠は肌の回復にも関係する成長ホルモンの分泌にも影響してきます。すぐに寝ることができたとしても、質の良い睡眠をとれるように心掛けましょう。
シミだけに限らず、ニキビやニキビ跡で悩まれている方も同様です。
肌トラブルの原因をまずは、知ることは大事です。
●ディスプレイを暗くする
夜でも、眩しいほど明るく表示している人もいますが、その明るさだけでも、目が疲れてしまいます。画面を少し暗くしてみましょう。
●時々、休憩する
ゲームなどをしてると、知らない間に1時間、2時間も見続けているということがあるのではないでしょうか?
長くブルーライトを浴びない為にも、1時間たったら、休憩をしましょう。
●ブルーライトカットのグッズを使う。
スマホやパソコンの画面には、ブルーライトカットのフィルムなどもあります。
また、ブルーライトカットする為のサングラスもありますので、それらを活用しましょう。
赤ら顔やシミに影響するブルーライトは日常生活の中でいろいろと使われ始めております。
特に身近なスマートフォンやパソコンなど、完全にカットすることは難しい時代ですが、心がけてみることは必要ではないでしょうか?
赤ら顔に悩む方やシミに悩む方はブルーライト以外にも要因があると考えます。
こことみにまずはご相談!