日焼け止めの適量ってどれくらい？

肌トラブルに悩む人も、健康な肌の人も夏になれば、紫外線対策として日焼け止めを使いますよね。
なんとなく量を取り出して、顔や首や身体に塗っていませんか？
まずは、適量を知ってそれぞれ調整してみましょう。

商品パッケージに書かれている量は

日焼け止めの商品パッケージを見ても、適量を取り出し、塗ってください程度。
使う方がそれぞれの量で塗っていることが多いです。顔や身体と様々な部分に使える日焼け止めの場合、部位によって、量は異なりますし、またそれぞれの顔の大きさなども違うため、明確な量を伝えることが難しい為かと思います。

 

日本化粧品工業連合会が決めている効果のある日焼け止めの規定量は

日本化粧品工業連合会が決めている　日焼け止めの塗る量＝「2mg/㎠」です。
規定量を塗ることで、日焼け止め商品に記載してある効果が出るという意味です。

顔の面積は約500㎠程度。0.8～1ｇの日焼け止めを塗って記載の効果が得られます。

1ｇはどれくらい？かというと、日焼け止めクリームの場合は、パール2個分の大きさ。

パールは直径6～8ｍｍ。

6～8mmの球形２つ分の量ということです。

 

多くの方が少ない量を塗っている可能性があります。

ただ、そこまで塗ると、さずがに「べたつく」「テカリが気になる」「白くなる」など、気になる点もでてくると思います。
それについては、それぞれが何を重視するのかで、量を調整して頂ければよいかと思います。

 

日焼け止めを塗っても、使い方によって効果は大きく変わる

紫外線対策として、日焼け止めを使っている方は大半だと思いますが、単に塗っているだけでは、十分な効果を得られていないことがあるということです。
塗っているに、効果がイマイチという人は、「塗る量」を確認してみてください。
少ない可能性があります。

また、日焼け止めはダイレクトに指先にとって、顔に塗るようにしましょう。
日焼け止めを手の平に取り出し、それを指先にとって顔に塗っていると、手の平に20％残っているという論文があります。

ムラなく塗る為には、パール1粒量を５点（両頬、鼻、額、顎）ほどに置き塗り広げたら、再度、同量を５点置き、重ね塗りするのがお勧め。

日焼けしやすい頬、鼻、額、顎といった部位は丁寧に塗りましょう。
春先は首周囲も日焼けしやすいので、首元も丁寧に塗ることをお勧めします。

 

しっかり紫外線対策したいなら、途中で塗り直し

どんなに強力な日焼け止めであっても、時間がたつにつれて効果は低下してきます。
１日中、外にいる場合は、途中で塗り直しましょう。理想は2～3時間おきに、塗り直すのがお勧め。
軽くティッシュやガーゼで優しく押えてから、塗ると塗りやすいです。
また、日焼け止め以外にも、保護メイクをすることで、日焼け止め効果はアップします。

 

化粧品も使い方を変えるだけで、肌に与える影響も違っていきます。
ぜひ、効果的な使い方をしてみましょう！

肌トラブルに悩む方で、スキンケアをやっているけど、思うように改善されない方は、化粧品選び、化粧品の使い方の見直しも必要かもしれません。

スキンケア方法を変えることで、繰り返すニキビや肌荒れもなくなりました。

 

まずは、ご相談ください。