自分で赤ら顔にさせている赤ら顔
肌の赤みに悩んでいるというご相談を受けて話を聞いていると、共通点があります。それは、自分で赤ら顔を引き起こしているということです。もし、あなたも赤ら顔・肌荒れに悩んでいたら、確認してみる必要があるのではないでしょうか?
赤ら顔にさせていることを気づかない
自分で赤ら顔にさせている方達は、おそらく、なぜ赤ら顔になっているのかをご理解していないまま対策をされている可能性があります。
もし、今貴方も赤ら顔で悩んでいるのであれば、商品性のキャッチフレーズやパッケージの言葉、成分の効果、薬の作用、美容機器などの作用効果などを読んだり、見たりしては、赤ら顔に効果があると思って、使用してみたり、塗ってみたり、飲んでみたり、施術を受けていないでしょうか?
色々ある対策の中には、赤ら顔の肌を傷つけてしまい、余計に赤ら顔にさせてしまっている可能性があるのです。
写真の赤ら顔は、幼少の頃は普通の肌で、大人になってから、肌の赤みが気になりだし、スキンケアや薬などを行ってきたことで、常に赤みが起きた状態の肌です。肌が乾燥して肌荒れを起こしています。
最初の赤ら顔とは、別の赤ら顔に
現在も赤ら顔には間違いないわけですが、知らない間に、別の赤ら顔になっているケースもあります。
例えば、もともと幼少のころから、ほっぺが赤くなりやすいタイプの方、子供の頃は、対策もできないですし、そこまで気にしていないことも多いと思います。
しかし、大学生でアルバイト始めたり、社会人になってある程度、自分の為に投資ができるようになると、気になっていた赤ら顔に、色々対策を始めることが多くなります。
フォトフェイシャルやレーザーなど、レーザーで周囲の血管にダメージを与えたり、血管縮小するような内容で説明されていたりするといかにも赤ら顔が治るというようなイメージで、ついレーザーを受ける赤ら顔の方も多いです。
単に血管が拡張しやすい赤ら顔のはずが、レーザーを受けるうちに、肌が傷ついて刺激を受けやすい赤ら顔に。
見た目の状態は変わらないので、気にも留めず、レーザーを継続するうちに、温度差にかかわらず、肌の赤みが増すようになるなど、もともとの赤ら顔とは別の赤ら顔になっていることがあります。
色々対策を受けている方は、今の自分の赤ら顔はどうして起きているのか、もう一度確認してみてはいかがでしょうか?
写真は毛細血管が見えてしまっている肌です。冷たい外から温かい部屋に入った場合、血管が拡張して頬が火照りやすく、赤ら顔となります。
また、お酒を飲むと同様に赤ら顔が増してしまうタイプです。
長年のスキンケアの誤りや薬の使用を行って赤ら顔が酷くなりました。
厄介な薬による赤ら顔
赤ら顔の中でもっとも厄介なのは、薬の作用による赤ら顔です。
皮膚科の薬で赤ら顔対策をしてみたり、市販薬で赤ら顔対策をしてみる人も増えました。化粧品よりも、即効性のある変化を望めるので、使う方が多いです。
皮膚科で処方される薬で多いのが、ステロイド薬です。
ステロイドも上手に使えば、肌の負担も少ないお薬です。
しかし肌トラブルの赤ら顔の場合、年単位で悩まれている、何か月も悩まれている人がほとんどです。
ステロイドでも、すぐに赤みが治るわけではない為、使い続ける期間が長くなります。
その結果、ステロイドによる薬の副作用が生じてしまいます。
●ステロイドによる副作用
- ニキビができる
- 赤みがおきる
- ブツブツが起きる
- 痒みが起きやすくなる
- 口の周りが赤くなる
- 皮膚萎縮(皮膚が薄くなる)
- 皮膚の中にうち身のような紫色の斑点
- 毛細血管拡張症(ごく細い血管が浮き出てくる)
写真は口の周りが炎症を起こしている状態です。ニキビも複数できています。
ステロイド薬を使ってきたことで、ニキビが増え始め、赤みが増してしまった状態です。
痒みがおき、肌も乾燥していました。
長年、洗顔で肌を擦り過ぎたり、スキンケアを行わないで、乾燥させていたりしたことで次第に赤ら顔に。
ニキビがステロイドの作用とは知らないまま、ニキビ対策をされる人もいるのではないでしょうか?
別の皮膚科に行ってしまえば、ステロイドざ瘡とは思わず、普通にニキビと診断されて、今度は、抗生物質を処方されるかもしれません。
そのようなことを繰り返しているうちに、副作用も複雑になっていき、赤ら顔を改善する前に、かなり長期的に薬の副作用に苦しめられてしまいます。
市販の薬で赤ら顔
皮膚科で処方される薬と違い、市販の薬は自分で購入ができるという点です。
使い方も、使い続ける期間も自分で自由に決められてしまいます。
何に効くのか、どんな効果があるのかは、皆さまよく読むかと思います、また使い方も一度は読むと思いますが、注意点についてはあまり読まずに、使っている人が多いのではないでしょうか。
市販の薬にも、ステロイドが配合されてることもあります。
治らなければ、使い続けてしまいますし、一度でも、炎症が改善されてこれば、使い続けたくなります。
薬は副作用があることをよく認識した上でお使いになられることをお勧めします。
そもそも薬は治すものはなく、症状を一時的に抑えるものです。
根本から赤ら顔対策を行っていきましょう。
それには、まずは、自分の肌状態を知ることです。
レーザーやピーリングによる肌の赤み
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出来る限りは、直接ご来店してのカウンセリングをお勧めします。
やはりメールによる文章や小さい写真では、肌状態の把握が難しいです。
貴方に見合った対策をご提案させて頂くには、出来る限り、ご来店ください。