赤ら顔の人も使える洗顔料について

冬に近づいてくると増えてくる赤ら顔。寒い外から暖かい室内に入ると、毛細血管が拡張して顔に赤みが発生するためにおこる症状です。そんな赤ら顔に困っている方の多くは、何かしらの肌の悩みを抱えていることをご存知でしたか?その悩みとは「肌荒れ」です。

 実は、赤ら顔になりやすい方は肌自体が薄いことが多く、それゆえに肌が荒れやすい体質だと言えます。今回はそんな赤ら顔や肌荒れに悩んでいる方に向けて、基本的なケアである洗顔についてお話しします。

 

「肌強度」に合った洗顔料を選ぶ

多くの薬局や美容専門の基礎化粧品を取り扱う店舗では、国内外のメーカーを問わず、さまざまな洗顔料が揃っています。また最近では、「健康志向」や「インナービューティー」といった意識の変化から、オーガニック商品のラインナップも増加。ますますどの商品を選べばいいのか迷ってしまう状態と言えるでしょう。

 

さまざまな商品の中から自分に合った商品を選ぶポイントは、使用目的と自身の「肌強度」を考慮すること。それにより、選択肢はかなり絞られるはずです。

  

まず、洗顔の役割といえば「汚れを落とす」こと。汚れの種類には、肌のターンオーバーによって発生した古い角質や、毛穴から分泌された皮脂や汗、表面に付着したメイク汚れやホコリ、さらには空気中に含まれる汚染物質などが挙げられます。

 

こうした汚れを放置しておくと、雑菌の繁殖や皮脂の酸化によって肌のバランスが崩れ、美肌から遠のいてしまうでしょう。そのため、商品を選ぶ際は、どのくらい汚れを落としたいかを基準に考慮しましょう。それに加えて考慮すべきポイントが、自身の「肌強度」について。肌の強さに比べて洗浄力が強過ぎると、まだ新しい角質や必要な油分まで取り除いてしまい、肌がボロボロになるなどのデメリットが発生するおそれがあります。

 

  

洗顔料の3タイプ

基本的な洗顔料には3つのタイプが存在します。

 

・タイプ①石鹸タイプの洗顔料

 

・タイプ②チューブタイプの洗顔フォーム

 

・タイプ③なにも使用しないで洗う

 

・タイプ①:石鹸タイプについて

いわゆる固形石鹸タイプの洗顔料は、比較的洗浄力が強い部類に入ります。

その理由のひとつが、肌が弱酸性であるのに対し、固形石鹸が弱アルカリ性であること。つまり、弱アルカリ性の石鹸は肌に対して刺激になるのです。

ただ、洗浄効果そのものは非常に高いと言えます。肌そのものと肌の汚れは、すべて酸性のものです。そのため、弱アルカリ性の石鹸で洗浄することによって、溶けて綺麗になっていきます。油分を落とす力が強いため、使用後は肌が突っ張った感じがします。

 

 

肌が弱酸性であるのに、アルカリ性で洗って大丈夫なのか?

PHがアルカリ性に傾くと、過敏になって細菌による赤みや、皮膚表面が溶けることで、赤くなることもあります。通常であれば、多少アルカリ性になっても体内より分泌される皮脂や汗によって中和されることで、弱酸性に戻ることができるので大丈夫です。

また、体に有害な強酸性とか強アルカリ性ではなく、弱酸性、弱アルカリ性は身体に優しい㏗です。

 

石鹸洗顔の注意事項

石鹸の種類や製法過程、成分によって保湿力が低い場合があること。

洗浄力が強いため、痛みを感じた場合は使うのは避けた方がよいということ。

アルカリ性に傾くため、肌が荒れていたり、トラブルが起きている状態では、使用は避けたほうがよいこと。肌が荒れている場合は、弱酸性に戻す機能が低下しているために、石鹸洗顔後も弱酸性に戻すことができず、逆に赤みが増したり、痒みが起きたりとトラブルが悪化する場合あります。

 赤ら顔などが原因で肌がアルカリ性に傾いている場合、毛穴が開きっぱなしになるので、汚れをためやすくなります。そのため、洗顔後のケアで、アルカリ性に傾いた状態を弱酸性に戻す対策が必要になります。

 

・タイプ②:フォームタイプの洗顔料について

さっぱりタイプのものから、しっとりタイプといった様々な洗顔フォームがあります。赤ら顔で悩んでいる方の場合は、しっとりタイプを選びましょう。しっとりタイプの洗顔料は3040%ほどの油分を含んでいるため、洗顔後も必要な油膜が肌に残り、乾燥状態を防いでくれます。成分にも気を使いましょう。汚れを取ることよりも、肌に刺激を与えないことを意識するのがポイントです。

 

 

 

ちなみに、最近は泡立つ洗顔料が多いですが、泡立ち感や泡の量と汚れを落とすことが比例するかといえば、関係ありません。泡というのは、空気が含まれている状態なので、肌の奥まで入っていって、毛穴の奥の汚れを落としてくれるというのは、イメージに過ぎません。フォームタイプの洗顔料でも、目的をしっかりと見極めてお使いになることをお勧めします。

 

・タイプ:水洗顔について

水洗顔は何も使用しない方法の中では最も肌に負担のない洗顔方法です。

特に、過度な対策をし過ぎて、赤ら顔の人や肌荒れや薬による副作用が発生している場合は、刺激の少ない洗顔方法を実施することで肌荒れや赤みが落ち着くことがあります。

ただ、一旦、赤みが落ち着いたものの、それ以上の肌状態の変化が感じられなくなる場合があります。水洗顔はあくまでも水洗顔なので、肌には負担をかけないですが、それ以上の効果はありません。そこから、次のステップに進むということも大事です。

 

 

水洗顔のデメリット

汚れをきちんと落とせていないことが、刺激となって赤ら顔になったり、ニキビを発生してしまったり、トラブルになることがあります。また、洗顔後のケアをする段階で、汚れがついたままということもあり、スキンケアが不十分になってしまう場合もあります。

 ・塩素が刺激になる

水道水に含まれる塩素が、人によっては刺激になっている場合があるため、ただの水でも肌が痛く感じる場合があります。

 

・残った汚れがひどい場合、白ニキビが発生

もともと皮脂の汚れが強い方は、落としきれない汚れが酸化してしまい、白ニキビが発生することがあります。メイク落としが不十分の場合や、生活面や仕事面汚れや埃などが付きやすい環境などの場合も同様です。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?洗顔だけでもいくつもやり方があり、洗顔料も多種多様にあります。赤ら顔で肌が弱っている状態だと、洗顔料ひとつ選ぶのにも慎重になってしまうものです。

肌の状態を見極め、洗顔料のタイプと肌強度を意識して、ご自身に合った洗顔方法を選ぶことですが、そのためにも、自分がどのような赤ら顔であるのかということを認識することも大事です。まずは、ご相談ください。

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